ホンダが新型「すごいハッチバック」間もなく発表! 6速MT×スポーティデザインの“快速”仕様!? 黒ボディの「RS」秋登場

写真拡大

程よいスポーティさが魅力 販売店に寄せられる声は

 長い歴史を持つホンダのスポーツモデル「シビック」。

 2024年秋にはその派生モデルとして新たに「シビックRS」の発売が予定されており、話題となっています。

ホンダ「CIVIC RS Prototype」が2024年秋に発売!

【画像】「えっ…!」 これが「快速ハッチバック」です。画像を見る!(30枚以上)

 シビックは初代が1972年に発売されて以来モデルチェンジを繰り返しており、現行モデルは2021年にデビューした11代目になります。

 累計販売台数は世界で約2700万台を誇るグローバルモデルです。

 現行モデルはすべての席で爽快な空間を目指し、後席の居住性も向上しています。

 荷室容量は好評だった先代からさらに拡大しており、パッケージング面での進化を重ねています。

 エクステリアは、フロントフードからリアエンドまで水平基調を低く一気に繋げたサイドが流れるような美しいプロポーションを生み出し、スポーツモデルらしさを演出。

 また、不要な要素を排したインテリアが爽やかで心地よい走りを可能にしています。

 トランスミッションはCVTと6速MTの2種を設定しています。

 パワートレインは1.5リッターターボエンジンと2リッターハイブリッド「e:HEV」の2タイプを用意。

 駆動方式は全車FF(前輪駆動)となっています。

 さらにシビックには、派生したハイパフォーマンスモデルである「シビック タイプR」も2022年9月2日に発売されています。

 タイプRはホンダが展開するピュアスポーツモデルで、このモデルはシリーズで6代目。

 これはターボチャージャーの刷新などにより、最高出力243kW、最大トルク420N・mという高スペックを誇り、新たなドライビングプレジャーを提供するクルマとなっています。

 このようにさまざまなバリエーションが展開されているシビックですが、2024年秋には新たにシビックRSが発売予定です。

 RSとは「ロードセーリング」の頭文字を取ったもので、「水上を帆走するように、悠々と気持ちよくハイウェイを走る」という意味が込められています。

 これまで、さまざまなモデルに追加でこのタイプが設定されました。その最初が1974年に発売された初代シビックRSです。

 そして、2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」で今回のシビックRSの外観のデザインが明らかになりました。このイベントにおいて「シビックRS プロトタイプ」が世界初公開されています。

 赤い「RS」エンブレムが装着されたメッシュタイプのフロントグリルやブラックのホイールが、スポーティで精悍なスタイリングを演出しています。

 パワートレインは1.5リッターターボエンジンに6速MTを組み合わせているとされています。

 2.0L VTEC TURBOエンジンを備えたタイプRほど本格的ではないにしても、スポーティな走りを楽しめるモデルになるようです。

 そんなシビックRSですが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。関東圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「発売がまだ先ということもあり、問い合わせはまだそこまで多くありません。

 とは言え『新型モデルでMT車に乗りたい』や『スポーツハイブリッド車が一番欲しい』などと期待する声が寄せられています。

 間もなく詳細が明かされて、秋には価格が発表される予定です」

 関西圏のホンダ販売店担当者は次のように話します。

「発売予定であることが報じられて以来、いくつか問い合わせをいただいております。

『とにかくMT車が好みなので、その新タイプに乗りたい』と期待されています。

 また、シビックにはタイプRもあり、そちら固有のファンが『タイプRを買えなかったので、代わりにRSを』という期待もされているようです。

 デザインについては、イベントでプロトタイプが公開されたきりなので、販売店にはあまり問い合わせは来ていません」

※ ※ ※

 伝統のスポーツカーであるシビックの派生モデルが発売されるということで、期待はとても高まっているようです。

 今後、ホンダからの詳細な情報に注目が集まります。