大黒摩季に花*花…人気ドラァグクイーン交遊録 クリスタル・ケイとはコロナ禍に意外なきっかけで再会

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 タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサが、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、番組でパートナーを組むインスタグラマーからのリクエストに応えて自身の交遊録を披露。コロナ禍に交流が再開したアーティスト、クリスタル・ケイとのエピソードも語った。

サマンサ・アナンサ

「芸能界の方々との出会いのきっかけを聞きたい」と、番組パートナーのウラリエから求められたサマンサ。ドラァグクイーン界では、ミッツ・マングローブ、ナジャ・グランディーバらの先輩は、メディアだけでなくイベントなどでも「ずっといる先輩という感じのつながり」と話した。

 一方、音楽関連では、今年6月に番組ゲストとして迎えたばかりの女性ユニット 花*花、数々のヒット曲で一世を風靡した大黒摩季、大黒摩季と楽曲での共演経験もある3ピース・ヴォーカル・バンドdoaのリーダーで、B'zやZARDの多くの楽曲制作に携わった徳永暁人、マジシャンのMr.マリックを父に持つラッパーのLUNAらの名前が挙がった。

 そうそうたる顔ぶれだが、サマンサいわく「歌手の皆さんと思ってのお付き合いではない」という。サマンサの中のそれぞれの印象は、LUNAは「いつも喋っている人」、大黒摩季は「よく気にかけてくれるお姉さん」、Doaの徳永暁人は「大黒摩季の後輩という感じ」と語った。

 またサマンサは、ウラリエがギャル時代によく読んでいたという雑誌『nuts』にたびたび登場していた、ウラリエ憧れの存在・星あやとも交流を持っており、星はLUNAの大親友でもあるという。しかしサマンサにとって星は、“ギャルのカリスマ”というより同郷の仲間だそう。実は、サマンサと星は同じ愛媛県にルーツがあるそうで、顔を合わせれば愛媛の話、瀬戸内の魚や魚釣りの話しかしないのだとか。

 さらにサマンサは、「恋におちたら」などのヒットで知られる歌手 クリスタル・ケイとのエピソードも明かした。

 今月でデビュー25周年を迎えたクリスタル・ケイとの最初の出会いは、今から15年ほど前。サマンサがドラァグクイーンとして出演した大阪のクラブイベントのゲストDJがクリスタル・ケイだったことだそう。その後クリスタル・ケイは、2012年から大阪・心斎橋の地下ショッピングモール「クリスタ長堀」のイメージキャラクターを務めたのだが、サマンサは「名前(クリスタル)つながりで大阪らしい」と語った。

 以後長らく会う機会はなかったものの、コロナ過で運動不足解消のためにと始めたオンライン・フィットネスで偶然再会。それからはインスタライブなどを通して再び交流が深まっていき、今年の25周年にあたっては、サマンサから「何か出来ることがあれば」と話しているそうだ。ちなみにクリスタル・ケイは今年いろいろな事を仕掛けていくといい、12月には横浜で25周年記念ライブが決定している。

 この生放送の翌日、愛媛県松山市で行われる「TOKYO GIRLS COLLECTION」のランウェイが予定されていたサマンサ。放送終了後はスタジオを飛び出し、足早に彼の地へ向かっていった。

※ラジオ関西「Clip金曜日」2024年7月12日放送回より