2024年7月14日、アメリカ・ペンシルベニア州バトラーでおきたトランプ前大統領の銃撃事件。民主主義の根幹を揺るがす凶行を世界は衝撃をもって受け止めた。

 容疑者は、建物の屋上からライフル銃を発砲。トランプ氏は警備隊員らに守られながら身をかがめ、一命をとりとめた。容疑者は射殺され、銃弾が当たった参加者1人が死亡し、2人が負傷した。

 今、事件をめぐる識者の発言が物議を醸している。同日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、フリーアナウンサー・膳場貴子氏は「(大統領選で)プラスのアピールになりかねない」「共和党、トランプ陣営が結束していくきっかけになるかもしれない」と語った。死者も出ている事件なだけに、「人の心はあるのか」といった非難が噴出した。

 似たような見方をする論客は他にもおり、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏もその一人。事件後のXへの投稿《これが「やらせ」で無ければ、トランプ氏は当確へ一歩も二歩も近づいた》に批判が殺到している。

《そのまんま東(東国原)即刻削除したようだが、これはけっこうダメダメなツイート 今は政治家ではないにしろ、一個人の感想でもこれはない 人間を疑うレベル》

《いくらトランプさんを嫌悪していても狙撃をやらせとか、選挙に有利になるとか東国原や膳場さんがいうのはいただけない》

《え、東国原氏どうしたの。こんな発言するほど、ズレてる人だったっけ?耳に当たってる時点で頭狙ってるだろコレ。それが自演ってマジで言ってる?》

《東国原、心底見損なった。一時期はまともな政治家だと思っていたが、がっかりだね》

 反発を受けて再考したのか、東国原氏は投稿をひっそり削除した。だが、“無言削除”に《なかったことには出来ない》などとツッコむ声もあり、当面は炎上が続きそうだ。