予備選挙の投票所を訪れたドナルド・トランプ前米大統領と妻のメラニア氏。米フロリダ州パームビーチで(2024年3月19日撮影)。(c)GIORGIO VIERA / AFP

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領の暗殺未遂事件を受け、妻のメラニア(Melania Trump)氏(54)は14日、犯人は「モンスター」だと非難した。

 メラニア氏はX(旧ツイッター)に「夫を非人間的な政治マシンだとみなしたモンスターが、彼の情熱、笑い声、創造力、音楽への愛、ひらめきを終わらせようとした」とつづった。

 トランプ氏との息子バロン(Barron Trump)さん(18)に言及し、「夫ドナルドに凶弾が当たったのを見た時、一歩間違えれば私とバロンの人生が破滅的に一変するところだったと分かった」と述べた。

 また、「命を懸けて夫を守ってくれた勇敢な大統領警護隊員と警察官に感謝している」と表明した。

 前日の事件では容疑者は射殺され、会場にいた1人が死亡、2人が重傷を負った。メラニア氏は被害者家族に「心からのお悔やみ」を述べた。

 メラニア氏は公の場に夫と登場することはまれで、今回の選挙戦にはほぼ関与せず、集会には一度も参加していない。トランプ氏が直面している一連の裁判にも、ほとんど姿を見せていない。

【翻訳編集】AFPBB News

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