サウサンプトン移籍が秒読みとなった菅原。(C)Getty Images

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 日本代表SBの菅原由勢は、プレミアリーグ移籍に近づいている。

 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は7月10日、菅原がサウサンプトンのメディカルチェックを受けて新契約を結ぶと報じた。AZからの移籍は間近に迫っているようだ。

 エールディビジで確かな実績を残した菅原には、ヨーロッパのそのほかの有力クラブも関心を寄せていた。以前から名前があがっていたのは、長友佑都がかつて所属したインテルや、2023-24シーズンのヨーロッパリーグを制したアタランタといったクラブだ。

 アタランタはスペツィアからレンタルしていたエミル・ホルムの買い取りが実現せず、右サイドの強化候補として菅原の名前があがっていた。一方、インテルはオランダ代表のデンゼル・ドゥムフリースの後釜候補として菅原に関心を寄せていたとされる。ただ、直近ではドゥムフリースが契約延長に向かっているとも報じられていた。
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 いずれにしても、菅原のサウサンプトンへの移籍が有力と報じられたことで、イタリアの強豪たちは日本代表DFを断念することになる。これを受け、アタランタ専門サイト『Tutto Atalanta』は「アタランタ、目標逃す」と報道。インテル専門サイト『L'Interista』は「インテルがっかり:スガワラを数百万ユーロで逃す」と伝えた。

 冨安健洋、遠藤航、三笘薫、鎌田大地に続き、新シーズン5人目の日本人プレミアリーガーとなる見通しの菅原。かつて吉田麻也や南野拓実、李忠成らが在籍したサウサンプトンで、イタリア勢が逃したことを悔やむようなパフォーマンスを見せられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部