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登録車新車販売の車名別ランキング

日本自動車販売協会連合会は、2024年6月期および2024年上半期(2024年1月〜6月)における登録車新車販売の車名別ランキングを発表した。

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2024年6月期 登録車通称名別新車販売トップ10

1位 トヨタ・カローラ:1万3813台
2位 トヨタ・ヤリス:1万2184台
3位 トヨタ・シエンタ:8987台
4位 日産ノート:8236台
5位 トヨタ・ルーミー:8117台
6位 ホンダ・フリード:7424台
7位 トヨタ・アルファード:7325台
8位 ホンダ・ヴェゼル:6862台
9位 トヨタ・ヴォクシー:6457台
10位 日産セレナ:6456台

2024年上半期 登録車通称名別新車販売トップ10


2冠のトヨタ・カローラ

1位 トヨタ・カローラ:8万5201台
2位 トヨタ・ヤリス:8万1715台
3位 トヨタ・シエンタ:5万5649台
4位 日産ノート:5万2857台
5位 ホンダ・ヴェゼル:4万4164台
6位 日産セレナ:4万169台
7位 ホンダ・フリード:3万8429台
8位 トヨタ・アルファード:3万7385台
9位 トヨタ・プリウス:3万6790台
10位 トヨタ・ハリアー:3万5294台

全面改良および一部改良を実施したモデルの伸び

登録車の6月期の車名別ランキングは、データ試験の不備が見つかったことに伴ってアクシオ/フィールダーの生産・出荷を停止したにもかかわらず前年同月比12.0%増の1万3813台を達成したトヨタ・カローラが、3カ月ぶりで首位に就く返り咲く。

前月首位のトヨタ・ヤリスは、同じ理由でヤリス・クロスの生産・出荷を停止したことが響いて、同31.2%減の1万2184台にまで落ち込んで第2位に陥落した。


2冠のトヨタ・カローラ

続く第3位には同24.5%減ながら8987台を販売したトヨタ・シエンタが、第4位には同3.5%減ながら8236台を売り上げた日産ノートが前月と同位で位置。

第5位にはダイハツによる生産・出荷が再開したトヨタ・ルーミーが同211.0%増の8117台を記録して入った。以降はホンダ・フリード、トヨタ・アルファード、ホンダ・ヴェゼル、トヨタ・ヴォクシー、日産セレナの順で続き、トップ10のうち6車種がトヨタ車、2車種が日産車、2車種がホンダ車という結果となった。

トップ10以降

SUVおよびクロスオーバーモデルの好調さが継続する一方で、全面改良および一部改良を実施したモデルの伸びが際立った。

7月4日からの値上げ前の駆け込み需要があったホンダ・ステップワゴンは前年同月比89.7%増の5378台を売り上げて第14位に、同じ理由で駆け込み需要があったホンダZR-Vは同145.2%増の4470台を販売して第19位に位置。

また、4月にクロスオーバーの一部改良を図ったトヨタ・クラウンは同44.7%増の5300台を記録して第17位に、3月に販売を開始した新型コンパクトクロスオーバーSUVのホンダWR-Vは3090台を販売して第20位に入る。

さらに、2023年4月に商品改良を図ったスバル・インプレッサはSUVモデルのクロストレックと合わせて同37.8%増の2733台を売り上げて第23位に、2023年12月に発売した新型コンパクトクロスオーバーSUVのレクサスLBXは2092台を登録して第27位にランクインした。

登録車の2024年上半期の車名別ランキング

前年同期比3.4%増の8万5201台を記録したトヨタ・カローラが首位につき、前年同期トップのトヨタ・ヤリスは同16.1%減の8万1715台にとどまって第2位にランクダウンする。

以降はトヨタ・シエンタ、日産ノート、ホンダ・ヴェゼル、日産セレナ、ホンダ・フリード、トヨタ・アルファード、トヨタ・プリウス、トヨタ・ハリアーの順で続き、一部車種の出荷停止の影響がありながら、トヨタ車がトップ10中6モデルを占める結果となった。