Appleは「カメラセンサー付きのAirPods」を開発しており2026年までの量産を目指している
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Appleがワイヤレスイヤホンの「AirPods」にカメラセンサーを搭載したモデルを開発しており、2026年までの量産開始を目指していると報じられています。
Apple Ponders Making New Wearables: AI Glasses, AirPods With Cameras, Smart Ring - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2024-02-25/apple-ponders-making-new-wearables-ai-glasses-airpods-with-cameras-smart-ring-lt1kb7cd
https://medium.com/@mingchikuo/%E9%85%8D%E5%82%99ir%E7%9B%B8%E6%A9%9F%E7%9A%84%E6%96%B0%E6%AC%BEairpods%E5%8F%AF%E6%9C%9B%E6%8F%90%E5%8D%87%E4%BA%BA%E6%A9%9F%E4%BA%A4%E4%BA%92%E9%AB%94%E9%A9%97%E8%88%87%E5%BC%B7%E5%8C%96apple%E7%A9%BA%E9%96%93%E9%9F%B3%E8%A8%8A-%E7%A9%BA%E9%96%93%E9%81%8B%E7%AE%97%E7%94%9F%E6%85%8B-new-ir-camera-equipped-airpods-to-enhance-2daa96913d7f
Kuo: Apple to begin mass production of AirPods with cameras by 2026 - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2024/06/30/airpods-with-cameras-report-production/
Appleの情報に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者によると、Appleは「B798」というコードネームのプロジェクトを2023年からスタートさせており、このプロジェクトでは「低解像度のカメラセンサーを組み込んだAirPods」が開発されているとのこと。
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また、同じくAppleの情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏は、このAirPodsに搭載されるカメラセンサーはiPhoneに搭載されているFace ID用のIR(赤外線)センサーで、周囲環境の変化を検知できるものだと報告しています。
クオ氏は、AppleがAirPodsにIRセンサーを搭載したのは、将来的にApple Vision Proなどのヘッドセットと統合し、空間オーディオのユーザーエクスペリエンスを向上させ、空間コンピューティングエコシステムを強化するためだと指摘しています。
また、IRセンサーの搭載によって「空中でのジェスチャー制御が可能となり、人間とデバイスの相互作用が強化される」とクオ氏。たとえば、IRセンサーによって周囲の映像を監視し、人が話しかけたり近づいてきたりした時に音量を自動で調節することで人々のコミュニケーションを円滑にさせるといったことも可能になります。
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さらにクオ氏は、このAirPodsに搭載されるIRセンサーのサプライヤーはFoxconnだと述べています。Foxconnは年間1800万台〜2000万台のIRセンサーを出荷していることから、AirPodsの量産体制にも十分対応可能であるとクオ氏は見ています。
なお、ガーマン記者は、AppleがIRセンサー付きAirPods以外にも、ヘルスケア情報をモニタリングできるスマートリングや、AirPodsの代替品としてのスマートグラスの開発を進めていると述べています