アップルは、AirPodsシリーズやBeats製品向けのファームウェアアップデートの提供を開始した。いずれもセキュリティ強化のアップデートとなっている。

対象の製品は、AirPods(第2世代以降)、AirPods Pro(全モデル)、AirPods Max、Powerbeats Pro、Beats Fit Pro。ファームウェアアップデートは、イヤフォンが充電中で、Wi-Fiに接続されているiPhone、iPad、またはMacのBluetooth通信範囲内にある間に自動的に行なわれる。

あわせて公開されたサポートドキュメントによれば、イヤフォンが以前にペアリングしたことのあるデバイスに接続を要求している場合、Bluetoothの範囲内にいる攻撃者が、意図した接続元デバイスになりすまし、イヤフォンにアクセスできる可能性があり、この問題に対処するファームウェア更新となる。