タイのパタヤにある「Flying Vegetable Restaurant」というお店では、シェフが調理した野菜を空中に投げて最終的な盛り付けを行う。タイ料理の定番である空芯菜(ヨウサイ)を強火で炒め、約10メートル先で待機するウエイターまで背面で投げ飛ばす。ウエイターが飛んで来る野菜炒めをプレートでキャッチして、丁寧にお皿に移してお客に提供する。お店のシェフによれば、空中に投げることで余分な油を取り除き、野菜炒めが冷えることで風味が加わるという。一見の価値ある豪快なエンターテイメントを求めて、お客は看板メニューの空飛ぶ野菜炒めを注文する。

交通を規制してまで行う空飛ぶ野菜炒めパフォーマンス

(Written by 山岸悠也)