【究極のジャム】水を一滴も加えない「夏みかんのマーマレード」にトライ!一晩置くのがポイント!?【農家直伝】

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夏みかんの季節になりました!でも夏みかんってそのまま食べると酸っぱいんだよな~…って思っていたところ、神奈川県の農家から「夏みかんのマーマレード」のレシピを教わったんです。なんと材料は、夏みかんと砂糖だけ。一般的なレシピでは、マーマレードを作る際は水をたっぷり使うんですが、なんと今回は一滴も使いません。焦げついたりせず、ちゃんとマーマレードになるの!?さっそく確かめてみました♪

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果肉&皮のダブル使い♪「夏みかん丸ごと♡マーマレード」



材料
夏みかん...500g(1個)
砂糖…200g

作り方
1.夏みかんを洗って、外皮を剥く。外皮は冷蔵庫に入れておく。





2.1房ずつに分け、房の背(外側)から切れ目を入れて開き、種を取り除く。







3.ホーローの容器や鍋に2を広げてその上に砂糖を重ね、これを繰り返す。最後は残りの砂糖をふりかける。





砂糖の量は、外皮を除いた夏みかんの重さの1/2を目安にしてください。

4.3を一晩置く。



およそ6~12時間おいてくださいね。



5.4がジュース状になったら、1の外皮を細かく刻んだものと一緒に煮詰める。



12時間後、砂糖が溶けて夏みかんの果汁がこんなに出ていました!
内果皮(白い部分)は、夏みかんに含まれるクエン酸で溶け、房の薄皮も柔らかくなっています。







クツクツ~♪



果汁が半量になるまで煮詰めました。
あまり煮詰めずソースとして食べてもおいしいとのことですので、煮詰め具合はお好みで。



マーマレードがキラキラしてる~♡
コトコト煮詰めた甘~い柑橘の香りに部屋が満たされて、食べる前から幸せな気分♪



できたてのマーマレードを、ヨーグルトと一緒にいただきます♪
パクっ…ん~甘くてほろ苦♡
水を1滴も使わないことで、味が濃い!煮詰めるときに入れた外皮が、風味をより一層引き立てています!

ヨーグルトのまったりとした味に苦みも緩和され、とても食べやすいです。酸味はどこにいった⁉と思うほど感じず。
夏みかんの芳醇な甘味とほろ苦い風味がギュっと詰まっています。

マーマレードジャムはデザートとしてだけでなく、鶏肉や豚肉との相性もGOOD!
お肉を煮たり焼いたりするときに、隠し味に加えるのもオススメですよ。



残ったマーマレードは熱いうちに、消毒したフタ付きのガラス保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、早めに食べきってくださいね。

ジューシーな夏みかんを丸ごと使った「夏みかんのマーマレード」。
みなさんもぜひ、作ってみてくださいね!

★今回のレシピは、JAよこすか葉山「すかなごちそう」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://cookpad.com/recipe/5639724