“手帳評論家”のかばんの中身。「ガラケーには失われた古代文明のようなロマンを感じる」
ペンケースは鮮やかなネイビーブルー。以前はもっと大きなペンケースを使っていたが、小さめサイズに変更しました。
中には
・シャーペン
・ペン型消しゴム
・多色ペン ジェットストリーム 3色(三菱鉛筆)
・多色ペン ハイテックC 2色(パイロット)
・消せるボールペン フリクション シナジーノック0.4mm(パイロット)
が、入っています。
「多色ペン2本を使い、使い方と出番によって5色を色分けしています。こすると消えるボールペン、フリクションは、シナジーチップという書き心地の良いペン先を採用してます。最近インクが濃くなってきてさらに使いやすくなりました」
「色は青系が好きなので、青があればついつい選んでしまいます」
◆ノートパソコンはスタンドと外付けキーボードで作業しやすく
・ノートパソコン 富士通 13.3インチ
・外付けキーボード
「ノートパソコンは富士通の一番軽いものです。作業をする時はノートパソコンスタンドを使って、モニターに高さを出して見やすくしています。スタンドを使うことでキーボードの面が斜めになるので、キーボードはBluetoothの外付けのものを持ち歩いています。キーストロークが深いので、打鍵感が良く入力も快適です」
◆本は紙とデジタルを使い分ける
・文庫本
・目薬
・Bluetoothイヤホン WF-1000XM4(ソニー)
「今は文庫本を持ち歩いていますが、デジタルなど書籍の形態にはこだわっていないので、キンドルで読むこともあります。時と場合でデジタルとアナログは使い分けています」
Bluetoothイヤホンは、ソニーの「WF-1000XM4」。家電量販店の店頭で試聴して、音の良さを実感して購入しました。
「2年ぐらい使っているので、バッテリー持ちが悪くなってきているので買い替えを検討しています。」
目を酷使する仕事なので目薬は必需品です。
◆薄い財布とシンプルなキーケース
・財布 アブラサス 薄い財布
・キーケース ポーター
財布とキーケースも手帳やメモと同じでやっぱり青系でした。財布はミニマリスト御用達の、アブラサス「薄い財布」。タテヨコ10cm程度の小ぶりなサイズながら、使い勝手の良さで根強い人気を持つ商品です。
「薄い財布としては2つ目で、5年以上使っています。かなり小さいけれど、小銭がさらっと出せて使い心地は上々です。以前、ちょっと別のやつに浮気してたこともありますが、アブラサスに戻りました」
ポーターのキーケースには、
・家の鍵
・エネキー(ガソリンスタンドの給油用キー)
が入っています。
◆携帯電話はガラケーとスマホの2台持ち
・携帯電話 ガラケー
・スマートフォン iPhone12
スマホはiPhone12を使用。スマホをメモ帳と組み合わせることで、スケジュールやタスク管理、アイデアメモなど、思考の幅を広げたり、生産性の向上などさまざまなメリットを得ることができます。通話はガラケーをメインで使用。
「小さいし、受話口と送話口がはなれているので、聞こえやすく話しやすい。電話としての機能が洗練されていると感じます。ガラホではなく純粋なガラケーなのですが、今のスマホと全然UIが違って面白いですよ。使っていて失われた古代文明のようなロマンを感じます」
◆オレンジのポーチならかばんの中で迷子にならない
・ポーチ
・ACアダプター(USB-C規格の小型のもの)
・無線マウス
・無線ポインター
「巾着型のポーチの中には、ガジェットをまとめています。実は貰い物なのですが気に入っています。他の持ち物がほとんど青系なので、オレンジ色は視認性が高くバッグの中でもすぐに見つかります。ノートパソコンの純正ACアダプターは大きいので、持ち歩きやすいように、小型のものを購入して軽量化しました」
青いマウスはBluetoothのもの。
「色展開に青があったら青を選んでしまいます。」
無線ポインターは、パワポを使ったセミナーなどで使用します。このほかに、資料類(その時々でかわる)や、マスクを持ち歩いています。マスクは滅多に使わないけれど、使用を求められた時のために必要です。
◆「青いバッグ」には、こだわりと工夫が詰まっていた
手帳評論家の舘神さんの青いバッグの中には、機能にも見た目にもこだわり用途まで吟味した、自分にとって必要なアイテムが詰まっていました。
お話を伺うと、手帳の品番やボールペンのメーカー、ブランドまでスラスラと出てきます。「なんとなく買ったものをなんとなく使う」というのではなく、ひとつひとつこだわって選ぶことで、生活はより潤うのではないかと感じました。
<TEXT/大木奈ハル子>
―[かばんの中身拝見]―