人馬揃っての重賞初制覇を目指すポエットリーと永島まなみ騎手(昨年10月撮影、ユーザー提供:ぶにぶにさん)

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 4年目の永島まなみ騎手がフィリーズレビュー(3歳牝・GII・芝1400m)のポエットリー(牝3、栗東・平田修厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。

 永島騎手は21年デビューの21歳。デビューイヤーは7勝に留まったが、2年目は21勝、3年目の昨年は50勝と、年々勝利数を伸ばしている。しかしながらJRA重賞は7回騎乗して、昨年の新潟2歳Sのルクスノアの4着が最高着順。今年の2戦ではシルクロードSのトゥラヴェスーラの6着が最高着順となっている。

 フィリーズレビューのパートナーはポエットリーだ。デビューからコンビを組み、2戦目の未勝利(新潟芝1600m)で初勝利。昇級戦のこうやまき賞は0秒6差の4着に敗れたが、坂井瑠星騎手に乗り替わった前走のこぶし賞でクビ差の2着に健闘した。今回は再び指名を受けての重賞挑戦。楽な競馬にはならないだろうが、1400mへの距離短縮は問題なく、見せ場以上があっても不思議はない。

 先週のチューリップ賞では、元・お手馬のスウィープフィートが武豊騎手に乗り替わって勝利と悔しい思いをした永島騎手。もちろん、このまま黙っているわけにはいかない。今週こそは主役の座を勝ち取ってみせる。