県内小学生サッカーの頂点決まる 第52回栃木県U-12サッカー選手権大会決勝
栃木県内最大規模の小学生のサッカー大会が23日、真岡市で決勝戦を迎え143チームの頂点をかけた激しい戦いを繰り広げました。
ことし(2024年)で52回目を迎えた「栃木県U-12サッカー選手権大会」。
決勝にコマを進めたのは黄色のユニフォーム、宇河地区の栃木SC U-12と、青のユニフォーム北那須地区の那須野ヶ原FCボンジボーラです。
試合が始まった時間(午前11時)の会場の気温は1度ほどと、雪が舞うなか行われた頂上決戦。
試合が動いたのは前半4分でした。味方からのパスに反応した栃木SCの小倉紬選手。
相手ディフェンダーの裏に飛び出し先制に成功します。
これで栃木SCの流れになるかと思われましたが、そのわずか数秒後でした。
今度はボンジボーラの岡野颯人選手が飛び出し、お返しといわんばかりにシュートを決め、すぐさま同点に追い付きます。
後半は両者一歩も譲らずこう着状態が続きます。
このまま延長戦にもつれ込むかと思われた試合終了間際でした。
センターサークル付近でボールをもった栃木SCのディフェンダー星野修次選手がみせます。
一人でペナルティエリアまでボールを運び右足を振り抜きます。
栃木SCが2対1で勝利し、10大会ぶり6回目の優勝を飾りました。