BPO青少年委、“ハゲ漫才”を受け議論「何らかの話し合いが必要になる可能性が出てくるかもしれない」
BPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会は1月23日の会合で、頭髪の薄い人を揶揄する漫才ネタ、いわゆる“ハゲ漫才”への視聴者意見を受けて議論を行った。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/6/76aab_1223_43ef50362132d0f403134333b3cc22f8.jpg)
BPO事務局が入る千代田放送会館
公表された議事概要によると、若手漫才師が出場するコンテスト番組で、頭髪の薄い人を揶揄する言葉を連発したネタに対して批判的な視聴者意見が寄せられたことを報告。担当委員は「ルッキズム批判という形での意見がしばしば集まってくる。特定の番組を対象としなくても、(青少年委員会で)何らかの話し合いが必要になる可能性が出てくるかもしれない」と指摘した。
この日の会合では他にも、宗教に関する問題を正面から取り上げた教養番組で、進行役のタレントが芸能事務所所属のアイドルグループのファンをカルト宗教の信者になぞらえる発言をしたことを批判する意見も報告。別の委員は「意図的にカルト集団だと決めつけたわけではないだろう」との見方を示した。
このほかに議論になる番組はなく、「審議」対象とするか否かを判断する「討論」に進むものはなかった。
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公表された議事概要によると、若手漫才師が出場するコンテスト番組で、頭髪の薄い人を揶揄する言葉を連発したネタに対して批判的な視聴者意見が寄せられたことを報告。担当委員は「ルッキズム批判という形での意見がしばしば集まってくる。特定の番組を対象としなくても、(青少年委員会で)何らかの話し合いが必要になる可能性が出てくるかもしれない」と指摘した。
このほかに議論になる番組はなく、「審議」対象とするか否かを判断する「討論」に進むものはなかった。