「リアル笑い男事件」「ネタかと思った」 「攻殻機動隊」公式Xが乗っ取り被害...作中事件を彷彿させるとファン騒然
士郎正宗さんによる漫画を原作とする人気シリーズ「攻殻機動隊」の公式X(旧ツイッター)が、不正アクセスによる乗っ取り被害を受けたことがわかった。2024年1月29日、原作漫画を出版する講談社のヤングマガジン編集部が同作公式サイトなどで発表した。
ファンの間では、作中に登場する事件を彷彿させると話題になっている。
作中では2024年2月にサイバーテロ事件が起こった
公式サイトでは、「『攻殻機動隊』公式Xに関する重要なお知らせ」として、
「2024年1月28日(日)午前中から『攻殻機動隊』公式Xアカウント(@thegitsofficial)では、不正アクセスにより『乗っ取り被害』を受けていることが発覚いたしました。現在『攻殻機動隊』公式Xアカウントについては利用を中止して、X社とアカウントの利用再開について調整しております」
と公表した。
発表時点で不正アクセスによる被害報告はないとした上で、「被害を受けている公式X(@thegitsofficial)による直接のDMやご連絡には復旧までご注意をいただけますと幸甚に存じます」と注意を促した。
同作品には重要人物として「笑い男」というハッカーが登場する。作中の24年2月に発生したサイバーテロ事件は「笑い男事件」と呼ばれ、2月3日に笑い男がテレビ生中継のカメラの前に現れるシーンもある。
今回の乗っ取り被害に、Xでは「攻殻機動隊のアカウントが乗っ取られるとかそんな本編みたいなこと起きてたんか」「劇中の笑い男事件勃発の日(2024年2月)も現実に近づいてるからネタかと思ったらマジなんだ?」「発生年月的にリアル笑い男事件なんよ....」といった声が上がっている。