スケールダウンを余儀なくされた「Apple Car」、何とか2028年までには…
アップルの自動車「Apple Car(仮称)」は最短で2028年に発売される、と米メディアのブルームバーグが報じています。
以前から開発が報じられているApple Carについては、自動運転機能を搭載した電気自動車になるとの情報もあります。2023年7月にはテストドライバーが増員されたとも報じられていました。
ブルームバーグによれば、アップルはApple Carを市場に投入するために、よりシンプルなデザインへと方向転換したとのこと。当初は完全なドライバーレスカーを目指していたものの、現在は機能を抑えた、それほど野心的ではない電気自動車を開発しているというのです。
アップルはドライバーレスのApple Carの開発を諦めた後、高速道路など限られた状況で運転を代行する「レベル4」の自動運転機能を目指していました。しかしその計画も後退し、現在はドライバーが車両をコントロールし、ブレーキやアクセルの操作をサポートする「レベル2+」の自動運転機能の搭載を予定しているようです。
同社は以前、Apple Carを2026年に発売しようとしていましたが、現在は2028年の投入を目指しています。計画の具体性や方向性がいまいちつかめない本プロジェクトですが、リンゴマークをつけた自動車が行動を走る日は、果たして来るのでしょうか?
Source: Bloomberg via MacRumors