©︎BVB/Hendrik Deckers

 既報通りボルシア・ドルトムントは、ジェイドン・サンチョを今季いっぱいまでのレンタルにて、マンチェスター・ユナイテッドから復帰することを発表した。「ジェイドンは確実に違いをもたらすことができる選手であり、また黒と黄色のユニフォームを着て立つ姿を心待ちにしているよ。彼はこの街、シグナル・イドゥナ、そしてここのファンやクラブのことを熟知しており、実践からしばらく離れてはいるがまた復調をみせて、そのクオリティを発揮しチームに貢献してくれることだろう」と、セバスチャン・ケールSDは期待感を示している。

 一方の23歳のドリブラーも「今日ロッカールームに入ったときに、またホームに戻ってきたという感覚になった。僕はこのクラブのことを隅から隅まで知っているし、ここのファンとは常に非常に親しい間柄にある。首脳陣との連絡が途切れたこともなかったし、チームメイトとまた再会してピッチに立って、笑顔でサッカーをしてアシストやゴールを決め、チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献する日が待ちきれないよ」と域ちもあっただろう」と意気込みをみせた。なお背番号は10。

 2017年に当時17歳だったサンチョはマンチェスターシティから加入、その際に移籍金780万ユーロを当時ていたが、それから2021年に退団するまでにテクニカルな高速ウィンガーは、通算137試合に出場して50得点を記録。イングランド代表にも飛躍を果たし、財力に長けたプレミアリーグの強豪からの関心を得る結果に、そして最終的にはマンチェスター・ユナイテッドに移籍金8500万ユーロ(プラス成果に応じたボーナス)で加入することになるのだが、その後にマークした55試合で9得点という数字はその期待に余りに物足りないものだといわざるをえないだろう。

 また今季はエリック・テン・ハフ監督との確執問題にも発展しており、アーセナル戦で練習でのパフォーマンスの出来が欠場に繋がったとの指揮官の説明に、サンチョがSNSにて虚偽であると反論。その後に投稿は削除されたが謝罪については拒否し続け、その結果出場停止処分が続いていたことから今冬での退団は双方にとって理にかなったものとみられていた。ただ本来はマンU側は即座の売却を求めていたものの話はまとまらず、最終的にはドルトムントにレンタルで復帰。一方のサンチョとしてはこれから慣れ親しんだ場で再び全盛期の姿を取り戻し、この夏にドイツで控えるユーロ参加に向けてサウスゲート監督にアピールを展開していきたい。