田中勝春騎手、秋山真一郎騎手が調教師試験に合格 JRA初の女性調教師も誕生
2023年度のJRA調教師免許試験の結果が7日に発表され、現役騎手からは田中勝春騎手(美浦・フリー)、秋山真一郎騎手(栗東・フリー)の2名が合格した。
田中勝春騎手は71年生まれの52歳。89年にデビューし、90年代後半~00年代半ばにかけて何度もリーディング上位に名を連ねた。JRA通算1809勝は現役5位。重賞は中央・地方・海外を合わせて61勝で、92年安田記念をヤマニンゼファーで勝利するなどGI/JpnIで5勝を挙げている。
秋山真一郎騎手は79年生まれの44歳。97年のデビューから毎年コンスタントに勝ち星を積み重ね、現役20位となるJRA通算1056勝を挙げている。重賞は中央・地方を合わせて43勝で、12年のNHKマイルCをカレンブラックヒルで制すなどGI/JpnIは3勝。
また、JRA初の女性調教師として前川恭子さんも合格した。
合格者一覧は以下の通り(敬称略)。
秋山真一郎
浅利英明
佐藤悠太
高橋一哉
田中勝春
柄崎将寿
東田明士
前川恭子
宮地貴稔
以上9名。
※新規調教師免許の有効期間の始期は、原則として2024年1月1日となるが、秋山真一郎騎手は本人からの申請により、2024年3月1日となる。
(JRAのホームページより)