2024年新春放送、松本清張ドラマSP『顔』に豪華共演陣!上川隆也、陣内孝則、緒形直人らが出演決定
2024年新春に放送される松本清張 二夜連続ドラマスペシャル『顔』。
このたび、同ドラマの豪華共演陣が解禁された。
後藤久美子×武井咲が初共演にしてW主演で挑む同作は、これまで幾度となく実写化されてきた名作を人気脚本家・浅野妙子の手で現代版へと大胆にアップデート。武井演じる“覆面アーティスト”井野聖良と後藤演じる殺人犯を目撃した“弁護士”石岡弓子が、追いつ追われつのサスペンスを展開する。
関わり合うことなどなく生きてきた2人だったが、ある出来事をきっかけに殺人を犯した聖良と、弁護士である弓子が再会。そのときから事態は一転、運命の歯車は激しく回りはじめる。
二転三転していくスリリングな展開と、女同士の極上のバトル、そして大胆に脚色されたストーリーは、老若男女楽しめるエンターテインメントドラマとなっている。
そんな今作の共演陣が解禁。上川隆也、陣内孝則、緒形直人、さらには平岡祐太、吉柳咲良、川瀬莉子といった実力派俳優たちがW主演の後藤&武井を取り囲み、物語をますます盛り上げていく。
◆上川隆也が武井咲を追い詰める
『松本清張・最終章 わるいやつら』(テレビ朝日)や『松本清張サスペンス・影の地帯』(TBS)などの清張作品に出演してきた上川隆也が演じるのは、聖良が犯した殺人事件を捜査する刑事・進藤薫。
事件と事故の両面で調べられていた被害者・森尾亘の死が“事故”という形で片付けられた後も、亘の死に疑念を抱き、執念深く犯人を追い続けている。
独自に捜査を進める過程で、ただ1人の目撃者である弓子、そして被害者と関係があった“かもしれない”聖良と面識を…。
決定的な証拠がないまま3年が過ぎたある日、事態は突然急展開を迎え、聖良を追い詰めていくことに。
独特の存在感と硬軟演じ分ける芝居力で数々のキャラクターを生み出してきた上川。今作で演じる「うだつは上がらないがやる気だけはある」という刑事の進藤が、物語にどのような影響を与えるのか?
「監督とワンシーンごとに確認し合った」と話す上川が造り上げる刑事像に注目だ。
◆陣内孝則は「昔ながらの芸能事務所社長」に
これまで数々の清張作品でその存在感を発揮してきた陣内孝則が演じるのは、聖良と殺された亘が所属する芸能事務所の社長・大西彰。
亘と聖良の交際に薄々気付いていた彼は、聖良のその後の行動に不審感を抱いていた。デビューを目前に事務所を辞め、自分のもとから逃げた聖良を快くは思っておらず、成功した聖良と再会した大西はある企みを…。
演出を手掛けた藤田明二監督からの「ちょっと昭和のニオイのする昔ながらの芸能プロの社長を」というリクエストを受け、自身のもつ“昭和感”を前面に押し出しながら大西を演じたと話す陣内。
聖良への恨みから捜査の目が彼女に向くよう仕向ける狡猾な事務所社長を陣内がいかに演じるのか、期待が高まる。
◆緒形直人、悪名高い暴露系動画配信者に
『松本清張作家活動40周年記念 西郷札』(TBS)や『松本清張没後10年記念・張込み』(テレビ朝日)などの清張作品に出演してきた緒形直人。
今作では、岩城昌義というネットニュースの情報屋を演じる。
芸能関係、政治関係なんでも扱う悪名高き暴露系の動画サイト「イワッキーチャンネル」の配信者である岩城は、聖良の素顔を暴こうと彼女に接近。
その中で弓子の娘・紗由美が抱えた秘密を知った岩城は、それを「イワッキーチャンネル」で何倍にも誇張して配信するという暴挙に。
緒形も「物語を引っ掻き回す曲者」と語る岩城。クセのある人物に仕上げたという岩城が、物語にどんな不穏な要素を撒き散らすのか?
◆豪華共演陣が物語をさらに盛り上げる!
また、聖良が歌う動画を見て彼女の才能を見出す音楽プロデューサーの高木信介役には平岡祐太、ある理由から引きこもりになり、母親に対して反抗心をむき出しにする弓子の娘・石岡紗由美役には吉柳咲良、そして殺された亘のマネージャーの伊藤左希役には川瀬莉子が決定した。
弓子と聖良を取り巻く魑魅魍魎たち。それぞれの立場で事件と関わる彼らは、どのように運命の糸を絡ませていくのか?