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2000年のシリーズ誕生以来、濃密で骨太なミステリーの数々を世に送り出してきたドラマ『相棒』。

2023年10月から、再会2年目の“伝説のコンビ”杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)が新たな挑戦に乗り出す『season22』が始動した。

そんな『相棒』シリーズは、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」「テレ朝動画」にて、過去全シーズンとスペシャルドラマに加え、劇場版、スピンオフも配信中だ。

テレ朝POSTでは新シーズンのスタートを記念し、『相棒』の個性豊かな登場人物たちにスポットを当て、オススメのエピソードとともに彼らの魅力を紹介していく。

今回は、薫の妻でフリージャーナリストの亀山美和子(鈴木砂羽)を取り上げる。

◆「いじめないでって言ったでしょ!」

プレシーズン第1話(2000年6月放送)で初めて登場した美和子。当初は薫の交際相手で、帝都新聞社会部の記者を務めていた。

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気が強いキャラクターで、薫が特命係に配属された際は右京に対して「あんまりいじめないでね」と忠告。

右京から厳しい指摘を受けて薫が落ち込むと、美和子は「だから、いじめないでねって言ったでしょ! あいつ打たれ弱いんだから!」と抗議したこともあった。

◆浮気で破局からの「戻って来いよ!」

学生時代から10年以上にわたって薫と交際し、結婚しないまま同棲生活を続けていた美和子。

しかし『season3』で美和子は別の男性と交際していることが発覚、薫とは破局し同棲も解消してしまう。

ところが別の男性との交際は続かず、『season4』では薫に「戻って来いよ」「いつでもいい。気持ちの整理がついたらでいいから。俺はいつでもウェルカムだ」と言われ、復縁することになった。

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◆ついに結婚!薫の姉が“暗躍”

紆余曲折を経て、美和子がついに薫と結婚することになったのが、『season4』第21話「桜田門内の変」(2006年3月放送)だ。

薫から婚姻届を渡されるも、踏ん切りがつかず苗字しか書けずにいた美和子。

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だがそんなふたりのもとを突然、薫の姉・磯村茜(戸田恵子)が訪問する。

そして茜が“暗躍”することで、薫と美和子は晴れて夫婦になるのだった。

「よろしくね、こんな私だけど」--普段は気の強い美和子が、照れながら薫にあらためて挨拶する甘酸っぱい場面も見どころだ。

薫が“5代目相棒”として再登場した『season21』では、第1話で美和子に危機が迫り、薫が必死に助けようとする“夫婦の絆”も描かれていた。

『season22』でのふたりの関係にも注目してみてはいかが?