「どうも、ジョニー・デップです」ももクロ・玉井詩織が高田純次流のあいさつを習得!?

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「一夜限りのゲストとの深夜食」をテーマに、ゲストとの極上トークをメインディッシュに見立て、メニューを選びながら会話を楽しむ番組『ももクロちゃんと!』。

前回に引き続き、極上トークを振る舞ってくれるのは芸歴45年を超え、「テキトー男」の愛称で親しまれている俳優・タレントの高田純次。あまりにテキトーすぎるトークに、ももクロメンバーも大混乱。スタジオは爆笑に包まれ、知られざる高田の素顔に迫る放送となった。

今回の最初のメニューは「素材を生かした熟練の技!高田流散歩ロケの極意」。「高田さんといえば、私たちにとってはこのイメージだよね」とメンバーは語る。

テレビ朝日で放送している『じゅん散歩』は、地井武男、加山雄三に続く3代目散歩人として人気を集めている。もともと加山の次の候補として名前が挙がっていたが、ハードルになったのは番組恒例の似顔絵。今でこそ達者な腕前を披露しているが、最初は絵を描くことに苦労していたという。

今年で9年目を迎える『じゅん散歩』。人気の秘訣は、高田流ふたつの「テキトーコミュニケーション術」。ひとつ目は「一瞬で相手が心を開く つかみの挨拶」。一般の方がテレビ出演で緊張するなか、相手の気持ちをほぐすために「どうも、ジョニー・デップです」といった“つかみ”を披露しているのだ。

これまでのつかみをまとめたVTRには、「ドラえもん」「千利休」「ハムカツ小僧」「じゃこ」「ヴィダルサスーン」「泥棒」などさまざまなバリエーションの“つかみ”を披露していた。「お店にちなんだ名前が出てくるときはいいけど、出てこないときは活躍している芸能人の名前を使う」というテクニックも教えてくれた。なんと玉井詩織も、このテクニックをマネしたことがあるという。

ふたつ目は「相手の懐に入るいいかげんトーク術」。一般の方との会話もいいかげんだが、相手が思わず笑ってしまうようなトークが高田の魅力。町中華を切り盛りするご夫婦には、奥さんに向かって「こちらは長女?」と問いかける。また、街を歩く高齢の女性には「お嬢さん、大人っぽい女子学生だね」と声をかけ、レコードショップでは高田が歌う「元気が出るテレビのイメージソング」のCDを見つけ「7万8000円だよ」とその値段に興奮するも、「100枚で」と、ここでもいいかげんなトークで場を和ませていた。

実はロケを行っている午前中の時間帯には若い人はおらず、いるのはほとんどはおじいさんおばあさんという高田。おもしろい人を見つけるのは大変だというが、「ひとりのおもしろい人を探すのに10人は声をかける」というこだわりも披露。

その後もテキトーなトークでメンバーを翻弄した高田。あわてるももクロを前に、終始満足げな表情を浮かべていた。