ももクロ・佐々木彩夏『ももクロChan』ではダダこねまくり!? 玉井詩織「みんな、あーりんに甘いんだよ!」
ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。
#681は、ファンを招いて行った公開収録「出張!ももクロChan」をお届け!
◆古参のファンも集結
2010年に番組を開始した『ももクロChan』は、今年13周年を迎える長寿番組だ。今回は活動の初期にももクロが頻繁にイベントを行っていた千葉県の「ららぽーと柏の葉」に久々の凱旋! ももクロの聖地ともいえるこの場所にファンが集い、「出張!ももクロChan」と題したスペシャルイベントが行われた。
イベント開始前には、舞台袖からお客さんたちをのぞき見する高城れにの姿が。「思い出しますねー。10年くらい前、ここでずっとやってたの」と少し感慨深げ。
イベントが始まると、メンバーの手には12年前に自ら配っていた告知用のビラが。なんと、当時を知るファンが持参してきたのだ。
結成当時からのモノノフ(ももクロファン)たちの姿を見て、百田夏菜子も「めちゃくちゃ懐かしい顔ぶれですね」と微笑む。
そして『ももクロChan』としても、この「ららぽーと柏の葉」は重要な場所だ。2011年1月16日、当時メンバーだった早見あかりが脱退を発表したのもこの地なのだ。その模様も、番組はもちろん捉えている(#11)。
百田が「笑顔の思い出もあるし、涙の思い出もある」と語る思い出深いこの場所で『ももクロChan』の歴史を振り返る!
◆番組13年の歴史アレコレ
「もうすぐ700回!ここが変だよ ももクロChan徹底討論」と題した最初のコーナーでは、番組の演出も参加して、トークが繰り広げられた。
13年続いてきた『ももクロChan』では、多くのコーナーが生まれた。高城も「ももクロChanキッカケで出せた(自分たちの)キャラがたくさんある」と述懐。
そんななか、玉井が「もう一回やりたい」という企画が「わんこそば」だ。この回ではごほうび目当てにムチャをした百田が食べすぎてしまい、やらかしてしまったのだ。
佐々木彩夏も「私はそこまで行く前にリタイアしちゃたんで、本当にすごいなって。こんなにがんばれるんだ…!って(思った)」と、百田のガッツを振り返った。それを受けて玉井に「でも、今のあーりんなら…」と水を向けられると、佐々木は「(逆に当時は)なんであんなに食べれなかった…?」とうなずく。
MCのオテンキ・のりは「当時はみんな猫かぶってた。今じゃももクロもバラエティどんとこい!」と、現在のバラエティ力を評価するのだった。
◆あーりんに甘い?
数々の名コーナーを生んできた『ももクロChan』だが、その一方で、1回限りのコーナーも。メンバーの司会力を向上させるべく行った「徹子Chan」は、『徹子の部屋』の本物のセットを借りて行い、大いに盛り上がったが、一度きりだった(#219〜#225)。
当時20歳になったばかりの玉井詩織が「髪を染めたい」と言い出したことをきっかけに行われた「玉井美容室」も印象的だ。番組が勝手に仕込んだ街の美容室で染めることになり、サイコロを振った結果、「おまかせ」で髪型を決められることになった当時の玉井は、ガチ泣きしてしまったのだ。結果的には素敵なヘアスタイルに決めてもらったものの、当時を振り返って玉井は「そのあと(みんな)しれっと染めやがって!」「あのサイコロの恐怖知らないでしょ!」と笑うのだった。
ほかにも「あーりんものまねグランプリ」や「百田夏菜子のナニのる!?」といった企画が一度きりで終わってしまっているが、その一方で初期から続く長寿コーナーが「ぶらり高城れに」だ。
高城と玉井が共に旅する企画、リラックスしたふたりがはしゃいだり、和んだり、時には絶叫する姿が楽しい。
『ももクロChan』は楽しい企画だけではない。メンバーを恐怖に陥れたのが「肝だめしChan」だ。肝だめしのために廃校などに連れて行かれるたび、メンバーはアイマスクを着けさせられた。そのせいで百田は「別のバラエティ番組で(私が)喜ぶ場所に連れて行かれるときも、恐怖で。これ(アイマスク)をつけられたら終わり」だと思ってしまったとクレーム。
しかし佐々木は、絶対拒否の姿勢を崩さなければ、『ももクロChan』のスタッフは無理はさせないと語る。「ほかの番組だったらここまでダダこねられないかもしれないけど、『ももクロChan』だったら(絶叫マシンにも)『ぜってぇ乗んねぇからな!』って強い気持ちで最後まで言い張って本当に乗らないで帰ってこられる。安心できる」と笑顔を見せる。
すると玉井は「あーりんに甘いんだよ! これが私だったらすっげぇ怒られる!」と反論。百田も「コソコソさ、『お前行けるよな?』って(スタッフが佐々木以外に聞いてくる)」と追撃するのだった。
◆ももクロ名物マネージャーのやらかしとは!?
『ももクロChan』といえば、スタッフが前面に出てくるのも見どころだ。これもももクロが日頃仲のいいスタッフたちをカメラの前に引っ張り出すことから生まれたノリだそう。
香川ロケでは、罰ゲームでうどんを食べられなかったメンバーのかわりに「腹ペコスタッフピラニア軍団」が平らげてしまったり(#271〜#272)、ももクロの名物マネージャーに至っては、メンバーと一緒にジェットコースターに乗せられて変顔を公開されたのだった。
そんな名物マネージャーの思い出を振り返って佐々木は「ドッキリも知ってるんだか、知らないんだかわかんない。一緒に騙されてるみたいな顔をするじゃん。本当にたまに演技派のときがある」と語る。
玉井も「なんの悪気もなく『明日は肝だめしです…あっ!…お願い、黙っといて〜』」とドッキリをうっかりバラしてしまうマネージャーのおっちょこちょいな一面を披露するのだった。
大盛り上がりの「出張!ももクロChan」。次回は名場面の再現コーナーで盛り上がる!