NBAプレシーズンでプレーしているスパーズのビクター・ウェンバンヤマ【写真:ロイター】

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プレシーズンマッチで衝撃の豪快ダンクが炸裂

 米プロバスケットボールNBA)は24日(日本時間25日)の開幕に向け、プレシーズンマッチが行われている。今年のドラフト全体1位で指名されたスパーズの19歳ビクター・ウェンバンヤマは、身長224センチの長身を生かしたプレーで既に衝撃を与えている。遥か頭上から豪快なダンクを叩き込まれた208センチの相手センターも驚愕の表情。動画が公開されると米ファンの間で「クレイジーだ」「この男は長すぎる!」「このリアクション20回は見た」と反響が広がっている。

 相手選手も目を丸くして、唖然とした表情を見せた。13日(日本時間14日)の本拠地ヒート戦の第3クォーター(Q)残り8分33秒。ペイントエリア付近でボールを受けたウェンバンヤマは一気にリング下に切り込んだ。4人のディフェンスに囲まれたがお構いなし。得点阻止へ飛び上がった相手センターフォワードのトーマス・ブライアントの上から、長い手を伸ばして豪快にダンクを叩き込んだ。

 米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは「トーマス・ブライアントでさえもウェンビーがこれをやったことを信じられなかった」と記して、コートサイドから捉えた映像を投稿。身長208センチのブライアントが驚いた表情でウェンバンヤマを一瞥した後、ベンチの方向にも目をやるシーンが映されている。

 米ファンからは「211センチ(実際は208センチ)の人生でこんな風にポスターダンクされるなんて思ったことないだろう」「(ブライアントは)この動画だと172センチに見えるな」「どうやって止めるんだ」「クレイジーだ」「208センチの男が平均的に見える」「彼の腕は学校食堂の行列ぐらい長い。彼がジャンプした位置を見てみてよ」「体がサークルの外にあるのにダンクしてる」「彼は『どうすりゃいいんだよ?』って感じだ」「この男は長すぎる!」「ブライアントのリアクション20回は見た」などと驚愕の声が寄せられた。

 この日は23分の出場で23得点4リバウンド4アシスト3ブロックを記録。身長224センチの怪物ルーキーに対する期待は高まるばかりだ。

(THE ANSWER編集部)