混沌のマルセイユ、新監督は“闘犬”ガットゥーゾ氏に決定! 30日にはモナコと対戦
マルセイユは今季よりスペインでの指導歴が豊富なマルセリーノ・ガルシア・トラル氏を指揮官として招へい。チャンピオンズリーグ(CL)予選ではパナシナイコスとの激闘の末に3回戦で敗北し、ヨーロッパリーグ(EL)に回ることが決まっていたが、リーグ・アンでは第5節を終えた段階で2勝3分とまずまずの成績を残していた。だが、今月18日に開かれたマルセイユのクラブ上層部とウルトラス(応援団体)による緊急ミーティングにて、勝ちきれない試合が続いていることを受けてウルトラス側の不満が爆発。パブロ・ロンゴリア会長を含むクラブ上層部、そして指揮官であるマルセリーノ氏の辞任を要求し、それが為されない場合には「戦争だ」といった脅迫行為に及んでいた。マルセリーノ氏は緊急ミーティングに出席しなかったものの、自身の身の危険を案じて辞任を決断。マルセイユは20日付でマルセリーノ氏の退任を発表するとともに、「スポーツ面以外の理由でこのクラブから去る」と声明を発表していた。
現在45歳のガットゥーゾ氏は、現役時代にミランを中心に活躍し、イタリア代表ではFIFAワールドカップドイツ2006の優勝に貢献した。ミラン退団後の2012-13シーズンにプレーしたスイスのシオンでは、シーズン終盤に選手兼監督を任され、同シーズン限りで現役を引退した後はパレルモの指揮官に就任。以降はギリシャのOFIクレタ、ピサ、ミラン、ナポリ、バレンシアなど国内外のトップチームで監督を歴任した。ナポリ時代の2019-20シーズンにはコッパ・イタリア優勝を経験。昨シーズン途中にバレンシアとの契約を解除して以降はフリーの状態が続いていた。
マルセイユの監督に就任することを受け、ガットゥーゾ氏はクラブ公式HPを通してコメントを発表。クラブの印象に言及するとともに新天地での意気込みを語った。
