立製作所は8月23日、デジタル変革をめざす企業向けに、企業内のアセットを組織横断で利用可能とし、システム内製化やDX認定企業の成長を伴走型で支援する「アセット活用開発支援ソリューション」の提供を開始した。価格は個別見積もり。

「アセット活用開発支援ソリューション」の概要図

同ソリューションは、日立がグループ全体で利用しているLumada Solution Hubのアセット活用の知見を集約し、顧客のニーズに合わせて、必要な仕組みや開発環境をカスタマイズして提供するもの。

具体的には、アセットの活用や内製化に向けたシステム全体像の構想策定を支援する構想策定コンサルティングから、アセットを蓄積・共有するプロセス設計やプラットフォーム構築、生成AIなどの最新テクノロジーを安心して利用できる開発環境の構築、アセットベース開発を可能にする開発プロセスや環境の設計・構築、内製化の定着を支援まで総合的にサポートする。

ソリューション概念図

なお、同ソリューションは、日立が9月20日〜21日に東京ビッグサイト会議棟にて開催する「Hitachi Social Innovation Forum 2023 JAPAN」での展示「Lumada×Generative AIによるシステム開発の革新」にて紹介されるという。

今後は、日立グループ内のアセット活用をさらに推進していくとともに、同ソリューションの強化を継続的に行っていくという。また、顧客のニーズに応じてGlobalLogicと連携したソフトウェア開発ラボを設立するなど、グループ一体となって、顧客のさらなる成長や企業価値の向上に貢献していくとしている。