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 パトリック・シックの復帰は再び遠のくこととなった。火曜日にバイヤー・レヴァークーゼンは、同選手が避けていた手術を最終的いは受けたことを発表。それによれば内転筋の手術は今年の6月にベルリンのシャリテ病院にて行われており、それからリハビリを開始してはいるものの復帰時期は10月はじめが見込まれているという。つまりはシックの休養期間はほぼ1年にまで及ぶということだ。

 昨年夏の時点で股関節の手術を受け、開幕までには復調をみせていたチェコ代表FWはだったのだが、昨年10月には内転筋の不調を訴えて離脱、それから2月に1度は復帰を果たしたものの直後に再発。再離脱を余儀なくされそのままシーズン終了。とりわけ2021/22シーズンではリーグ戦27試合に出場して24得点をマークするなど、レヴァンドフスキ後のブンデス得点王としての期待もかかっていただけに、14試合でわずか3得点という結果は本人にとってもあまりに不本意なものとなった。

 それでも早期の復帰をめざし保存療法にて回復をはかり、6月はじめにはジモン・ロルフェス競技部門取締役は準備段階での復帰に期待感を示していたものの、最終的には手術を決断。見通しとては秋口に戻ってくるとはいえ、これほどのブランクがあっては状態は読むことはできるだろう。おそらくはこれからレヴァークーゼンでは、FWの補強もすでに視野にいれているかもしれない。

ヨナタン・ターの例外条項行使期限が経過

 ドイツ代表DFヨナタン・ターの契約に含まれていた、1800万ユーロで移籍可能となる例外条項の行使期限が、7月10日をもって経過。これによりレヴァークーゼンは同選手の移籍交渉において、1800万ユーロ以上を求める事が可能となる。27歳のセンターバックはプレミアリーグへの移籍をちらつかせていたものの、現時点ではまだ移籍成立までには至っていない。

Patrik Schick ist im Juni in der Berliner Charité erfolgreich an den Adduktoren operiert worden und hat bereits mit der Reha-Arbeit begonnen. Seine Rückkehr ist für Anfang Oktober geplant.#Bayer04 | #Werkself

- Bayer 04 Leverkusen (@bayer04fussball) July 11, 2023