話題沸騰の温泉×シンクロが復活 その名もシンフロ、出演者感激「見逃さないで」【世界水泳】
大分発祥のシンフロ、世界水泳の開催地・福岡を舞台に開演!!
14日に開幕する世界水泳福岡大会（テレビ朝日系で中継）に向け、かつて話題を呼んだ「シンフロ」が6年ぶりに復活した。「シンクロ（現アーティスティックスイミング）」と「風呂」がコラボした斬新なPR動画。22年ぶりに福岡で開催される大会をより一層盛り上げていく。大会を中継するテレビ朝日が6月30日に発表した。
大会開幕まで2週間。選手たちやファンの気持ちも日に日に高まる中、温泉でシンクロをする「シンフロ」が2017年以来6年ぶりに復活した。シンフロと言えば、源泉数・湧出量日本一を誇る大分発祥の地元PR動画。「温泉でシンクロ（現アーティスティックスイミング）」という斬新なアイディアと、完成度の高さからこれまで何度も話題をさらってきた。
17年には第3弾として元日本代表の小谷実可子さんら代表OGたちで制作。世界水泳の日本代表を応援する動画はテレビをはじめ、新聞や雑誌、ネットなどで取り上げられて話題を呼んだ。そんなシンフロが新たなメンバーを加えて復活。世界水泳福岡とコラボし、小谷さんら元日本代表のOB、OGの6人が福岡にある数か所の温泉地でシンクロを行い、大会PR動画を作成した。
この模様は2日放送の「サンデーLIVE！！」でお披露目されるほか、3日からテレビ朝日公式Youtube「背番号5」で完全版を期間限定公開。話題沸騰の企画で見せる元日本代表のキレキレの演技に注目だ。
テレビ朝日の発表を通じ、元日本代表の出演者たちは感激のコメントを寄せた。
奥野史子さん「こんなに水が熱い中でやったことがなかったのでびっくり」
小谷実可子（ソウル五輪銅メダリスト）「今回新しく奥野史子さんに入っていただいて、デュエットパートもあったんですけど、バルセロナオリンピック以来のコンビがこのシンフロの中でできたことは、特別に感慨深いものがありました。私の世代の方には（笑）復活デュエットとして楽しんでいただけるのではないかと思います。熱さに耐えてシンフロ応援団頑張りました。あとは競技をしっかり応援していきます。観客の皆さんも応援よろしくお願いします」
奥野史子（バルセロナ五輪銅メダリスト）「こんなに水が熱い中でシンクロやったことがなかったので、すごくびっくりしたんですけど、この熱さ、みんなの熱い思いを選手に届けたいと思います。凄くテンポがよくて『ultrasoul』の曲に本当に合っていてパンパン変わっていく私たちの表情とか一体感をぜひ見て楽しんでください。（小谷）実可子さんとのデュエットは何年ぶりだろ、わからないくらい久しぶりで、懐かしかったです（笑）」
安部篤史（2019年世界水泳銅メダリスト）「今回初参戦となりましたが、僕は1回目のシンフロの時にまだ現役でやっていて、シンフロの演技を見て、すごく応援の気持ちやメッセージとして受け取らせていただいた経緯があったので、それを今度後輩たちに元気を与えてあげられたらいいなという思いでやりました。選手たちが練習してきたことを全部忘れずにしっかり出し切れるように応援してますし、皆さんも日本代表の応援をぜひよろしくお願いします」
藤井来夏（シドニー五輪銀メダリスト）「自分の選手生活を思い出しながら、とても楽しく演技できました。今回のシンフロは夜のパートなどの都会的な感じと、素敵な温泉があって、魅力がたくさんあると思います。今回の世界水泳は福岡開催なので、日本全国の皆さんが応援していると思います。ぜひ頑張ってもらいたいですね」
三井梨紗子（リオ五輪銀メダリスト）「参加させていただいて本当にありがとうございます。ウルトラ楽しかったです！（拍手）今回の見どころは、ここでしか見られない幻のデュエットが何か所か出てきたり、振り付けにもこだわっている部分があるので、ぜひ目を凝らしてどのシーンも見逃さず見ていただけたら嬉しいです」
川嶋奈緒子（アテネ五輪銀メダリスト）「22年前の世界水泳福岡は私の代表デビューの大会だったので思い入れが強く、今回は小谷さんに出演者側としても誘っていただいたので、出演者と制作の両方で関わらせていただきました。現役時代に憧れていた先輩方や、引退してから取材していた方たちと一緒に演技をできたことが夢のようでした。今回は振り付けを担当させていただいたり、引退以来15年ぶりにリフトも跳んでいるので、自分の中ではすべてがハイライトです。シンフロメンバーの熱い思いが選手や見てくれた方に届くといいなと思います」
◆世界水泳 7月14日にアーティスティックスイミング（AS）、飛込から開幕。水球、オープンウォーター、ハイダイビングも行われる。同23日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波にて最終日まで8夜連続生放送。ASはBS朝日、飛込はCSテレ朝チャンネルで生放送。
（THE ANSWER編集部）
