昨年の中京記念に続く重賞2勝目を目指すベレヌス(ユーザー提供:だんさん)

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 3場の天気予報をチェックすると、東京は早朝、京都は昼頃から少し降るよう。芝は大した影響がなさそうだが、ダートは東京で重、京都で稍重あたりまで悪化するかもしれない。一方、新潟は終日晴れで芝ダートともに良となる。

 東京の芝は先週までのAコースからBコースに替わる。荒れていた内がカバーされるため、内&前で運んだ馬が有利になる。ダートは良なら位置取り不問の地力勝負になる。

 京都も芝はAコースからBコースに替わる。内回りはS~Mペースだと内&前有利になりやすい。一方、外回りは決め手さえあれば中団以降からでも間に合う。ダートは極端に前有利ということはなく、展開を重視したい。

 新潟の芝は内が荒れている。ただ、逃げ先行馬も直線で外に出しさえすれば、十分に残り目がある。ダートは先週までで言えば、新潟にしては差しも決まっていた印象。ただ、良でどうなるかは何とも言えない。

【注目馬】
東京11R・ベレヌス…何よりの推し材料は、楽逃げが叶うメンバー構成であること。余裕残しの前走を使われたことで、体も締まってくるはず。逃げ馬らしいガラリ一変がある。

京都7R・アドヴァイス…京都芝1200mは内&前有利が基本。Bコース替わりなら尚更だ。ならば、マイペースで行けそうな本馬から。馬連&3連複で流したい。

新潟10R・ゴルトファルベン…時計のかかる良~稍重がベストなので、今の新潟芝はぴったり。この馬を手の内に入れている松本騎手への手替わりで巻き返す。