ヴィクトリアMの枠順データ(c)netkeiba.com

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 5月14日(日)に行われるヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)について過去10年の枠順データから検証していく。

 枠別では最多となる5頭の馬券絡みが2枠と3枠。そのあとに4枠と8枠が4頭で続くが、全体的にまんべんなく好走馬が出ている。

 過去10年の枠順別成績は以下の通り。

【1枠】0- 0- 3-17/20 勝率0.0% 複勝率15.0%
【2枠】2- 1- 2-15/20 勝率10.0% 複勝率25.0%
【3枠】4- 0- 1-15/20 勝率20.0% 複勝率25.0%
【4枠】0- 3- 1-15/19 勝率0.0% 複勝率21.1%
【5枠】0- 3- 0-16/19 勝率0.0% 複勝率15.8%
【6枠】2- 1- 0-17/20 勝率10.0% 複勝率15.0%
【7枠】2- 0- 1-26/29 勝率6.9% 複勝率10.3%
【8枠】0- 2- 2-26/30 勝率0.0% 複勝率13.3%

 一見すると内外の差は皆無。だが、東京芝1600mで行われる他GIよりは、内目の枠でも好走馬が出ている。

安田記念 
1~4枠【2-5-3-62】5~8枠【8-5-7-68】

NHKマイルC 
1~4枠【3-4-4-69】5~8枠【7-6-6-81】

ヴィクトリアM 
1~4枠【6-4-7-62】5~8枠【4-6-3-85】

 また、6番人気以下の伏兵馬に限ってデータを絞ると、1~4枠が【2-3-5-42】、5~8枠が【2-1-1-71】。しかも外枠で好走した4頭のうち2頭は逃げ馬だったから、当レースに限っては内ラチ沿いをロスなく運べる馬が有利といえるだろう。