ユヴェントス、「忘れ去られた」胸スポンサーロゴ4選
11日に行われるUEFAヨーロッパリーグ準決勝第1戦。ユヴェントスはセビージャをホームに迎え撃つ。
このイタリアの名門のユニフォームは、「DANONE」や「SONY」、そして現在の「JEEP」といった世界的企業の胸スポンサーロゴでも有名だ。
しかし一方で短期の契約に終わり、熱心なファンやユニフォーム好き以外には記憶が薄い胸ロゴも実は案外多い。
そんな「忘れ去られた」かもしれない、4つのロゴマークをご紹介しよう。
BALOCCO
ユヴェントス 2011-12 Nike アウェイ ユニフォーム
選手:アレッサンドロ・デル・ピエロ
「BALOCCO」は伝統あるイタリアの焼き菓子メーカー。ユニフォームでは2010-11、11-12シーズンでアウェイキットとサードキットの胸スポンサーを務めた(ホームは「Betclic」)。
ユニフォームからは離れたが、2012-13シーズン以降もオフィシャルスポンサーを継続中。
SKY SPORT
ユヴェントス 2004-05 Nike ホーム ユニフォーム
選手:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
このシーズンのみ胸スポンサーだった「SKY SPORT」は、かつての胸スポンサー「TELE+」(有料TVチャンネル)が他社と合併して2003年に誕生した企業。このシーズンは同社が本格的に始動した時期と重なる。
「SKY SPORT」が胸スポンサーだったのは国内リーグ用で、チャンピオンズリーグでは「TAMOIL」のロゴを付けていた。ただしこのシーズンはカルチョ・スキャンダルの件もあり、いろんな意味で忘れられないサポーターも多いかもしれない。
TU Mobile
ユヴェントス 2001-02 Lotto CLホーム ユニフォーム
選手:パヴェル・ネドヴェド
2001-02シーズンのチャンピオンズリーグ用ユニフォームは「TU Mobile」が胸スポンサー。イタリアの携帯電話会社だったようだが、残念ながらそれ以上のことは当時も現在も詳細不明である。
このシーズンの国内リーグ戦用キットは胸スポンサーが「FASTWEB」だったが、ロゴデザインの良さもあって「TU Mobile」のほうが好評だった。
sportal.com
ユヴェントス 2000-01 Lotto CLホーム ユニフォーム
選手:ジネディーヌ・ジダン
この1シーズンのみ胸スポンサー契約だった「sportal.com」。もしかしたら1990年代以降のユヴェントスで最も印象が薄い胸スポンサーかもしれない。
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同社はドットコムバブル期に誕生したIT関連企業で、このシーズンのCL用ユニフォームの胸スポンサー。しかしチームはCLグループステージを最下位で敗退となる。
当然ながら最下位ではUEFAカップ(当時)へのスライド参戦も叶わず、結果としてわずか6試合で姿を消した胸ロゴとなった。
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