京王杯SCでGI馬3頭が激突 それぞれ復活へのきっかけとなるか
5月13日(土)に東京競馬場で行われる京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・芝1400m)にダノンスコーピオン(牡4、栗東・安田隆行厩舎)、ピクシーナイト(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)、ラウダシオン(牡6、栗東・斉藤崇史厩舎)とGI馬が3頭出走する。
ダノンスコーピオンは昨年のNHKマイルC覇者で、ラウダシオンは20年の同競走を制した。ピクシーナイトは21年のスプリンターズSを勝利したが、香港遠征時の骨折などがあり、長期休養明け2戦目の競馬。今回はそれぞれが復活を期すレースとなる。
近10年の京王杯SCにGI馬は延べ16頭出走し【2-1-1-10】単勝回収率65%、複勝回収率58%とやや不振。だが、かつてはヤマニンゼファー、ハートレイク、タイキシャトル、グラスワンダー、スティンガーなど並みいるGI馬が勝利を飾ってきた。
ダノンスコーピオンは初めての1400m戦、ピクシーナイトは復帰2戦目の競馬、ラウダシオンは21年の当レース覇者で相性の良い舞台。各馬にとって復活のきっかけになりそうな要素はある。再び輝きを放つのは果たして。