相棒ララクリスティーヌとGI制覇へ(撮影:下野雄規)

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 デビュー5年目の菅原明良騎手がGI初制覇をかけて、ララクリスティーヌ(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)でヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)に挑む。

 菅原騎手は19年にデビュー。岩田望来騎手や団野大成騎手、斎藤新騎手など、並み居る同期の中でトップとなるJRA重賞7勝を挙げている。ただ、GIは11戦して未勝利。昨年のNHKマイルCのカワキタレブリーでの3着が最高着順となっている。団野騎手が高松宮記念で同期一番乗りとなるGI制覇を果たしただけに続きたいところだ。

 菅原騎手は今年2月以降のJRA重賞で[3-2-1-8]の好成績。3週前のフローラSを7番人気のゴールデンハインドで勝つと、先週の新潟大賞典では5番人気のカラテを勝利に導くなど、勢いに乗っている。ララクリスティーヌとも前走の京都牝馬Sを制するなど、過去6回のタッグで4勝、2着2回の連対率100%だから相性抜群。機は熟したといえるだけに、ここで人馬そろってのGI初制覇といきたい。