前々走の新馬が圧巻の差し切りだったナヴォーナ(ユーザー提供:起きたろさん)

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 あすは3場ともに雨の予報。特に京都と新潟は前日からの雨で相当な道悪になる。一方、東京は昼頃から雨か。現時点で馬場への影響は何とも言えない。

 土曜を振り返ると、東京の芝はハーツクライ産駒の活躍が目についた。雨の影響が出るまでは、ある程度速い脚を使える馬がいい。ダートは基本的に地力勝負。穴なら土曜に好調だったストームキャット系を推したい。

 京都の芝は道悪適性を重視。過去の傾向から見ると、ある程度は前で運べる馬が有利だろう。ステイゴールド系に要注意。ダートは高速決着。下級条件は前に行った馬が止まらない。

 新潟の芝は内が荒れている。ただ、直線では各馬が内を避けるので、結果的に前に行った馬が残りやすい。雨が降れば尚更、差し&追い込みが決まりづらくなる。ダートは圧倒的に前有利だろう。中団以降から運ぶなら、勝負どころから直線にかけては内を捌きたい。

【注目馬】
東京11R・ナヴォーナ…今回と同舞台のデビュー戦では、上がり3F33.2という圧巻の決め手を発揮し、重賞級のポテンシャルを示している。前走のアーリントンCは重馬場に泣いて7着だったが、勝ち馬からは僅かに0秒4差。雨さえ降らなければ、勝ち負けになっていい。

京都11R・スマートリアン…芝の重&不良で[2-1-0-0]の連対率100%。道悪適性では他馬を圧倒している。枠は少し外過ぎたが、そこは鞍上のリードに期待したい。

新潟11R・ジャスパークローネ…道悪の新潟芝1000mでは圧倒的に有利な大外枠をゲット。もともとオープンでも実績がある実力馬なので、昇級は不問。重馬場で圧勝した前走の再現濃厚だ。