©︎picture alliance/dpa

 今回のボルシア・パークでのアウェイ戦に向けては、SCフライブルクではおよそ2000人のファンの声援を期待することができそうだが、さらに来週木曜に控えるヨーロッパリーグ16強ユベントス・トリノとのアウェイ戦においても、同様の数を期待することができるようだ。今回はビッグクラブを相手に敵地で戦うチームの応援に駆けつけようと、なんと2万8000人もの買取希望が殺到していたという。

 そんな一戦が控える中、クリスチャン・シュトライヒ監督は「まだ十分に時間があるのでね、楽しみながら準備をしていきたいと思うよ」とコメント。特に人材面に関して言えば前節での前半にて、体調不良のためにピッチを後にすることを余儀なくされた、堂安律がその後に発熱も抱えたものの「今は回復を果たしている」と指揮官。さらに30歳を迎えた主将クリスチャン・ギュンターについても、左サイドバックとして先発復帰を果たす見込みだ。

 「今回のグラードバッハ戦にて敗戦を喫してしまっては、ユベントス戦に向けての良い準備になるとはいえない」とシュトライヒ監督は強調。今季はなかなか勢いに乗り切れないグラードバッハではあるが「彼らはバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒという、我々が勝てなかったチームを相手にして勝利を収めているのだ。それだけ大きなポテンシャルをもっている表れでもある」と警戒。「絶好調となってしまえばどんな相手からも勝つことができるのだよ。」と言葉を続けた。