final「D8000」限定モデルに注目! 8,000円切る重低音TWS初登場 - 冬のヘッドフォン祭 mini 2023
「冬のヘッドフォン祭 mini 2023」が東京・中野サンプラザで2月11日に開催された。従来は「ポタ研」という名称で年2回開催されていたイベントを、今回から「ヘッドフォン祭mini」に改称しての開催となった。
ここでは、限定生産の最上位ヘッドホン「D8000 Pro Limited Edition」や、重低音を強化した完全ワイヤレス(TWS)イヤホン「BASS2」などを展示していたfinalブースの模様を紹介する。
まもなく予約開始! 約60万円の数量限定ヘッドホンに注目
ブースで長蛇の列ができていたのは、final製フラッグシップヘッドホン「D8000 Pro Edition」の限定モデル「D8000 Pro Limited Edition」を試聴できるコーナー。現行のD8000シリーズ各モデルもあわせて展示されていて聴き比べも可能だったため、じっくり時間をかけて試聴する人が多かったようだ。
「D8000 Pro Limited Edition」は、平面磁界型ヘッドホン「D8000 Pro Edition」をベースに、和紙を使った特殊生地による新開発イヤーパッドを新たに採用。限定カラーとなるマットブラック＆ゴールドの外装は、渋みのあるシックな印象となっている。それ以外の仕様はD8000 Pro Editionと同じだが、同社によれば「イヤーパッドの素材が異なる分、音の抜けなどが多少変わってくるため、若干の音質の違いはある」とのこと。
新開発の和紙を使ったイヤーパッドはサラッとした肌触りで通気性にも優れ、長時間装着していてもムレにくくなっているそう。現行のD8000 Pro Editionは、スエード素材のなめらかな肌触りのイヤーパッドが採用されており、パッドの感触の好みで選ぶのもアリかもしれない。ちなみにイヤーパッドは交換可能で、純正の交換パッドも販売されている。
試聴してみたところ、開放型らしい広がりのある空間と、平面磁界型ドライバーらしいキレのある中高域に特徴があると感じた。D8000に比べると低音はやや控えめになっているそうだが、ポップスなどのジャンルを聴いた場合は逆に低音が過多にならず、ちょうどいいバランスになるようにチューニングされている。ポップス・ロック系の音楽をハイクオリティなサウンドで楽しみたいという人に最適なヘッドホンといえるだろう。
4.4mmバランス端子のOFCブラックケーブル(1.5m)と、XLR端子のOFCシルバーコートケーブル(3m)の2種類のケーブルが同梱されるが、それらをヘッドホンと一緒に収納できるプロテクトケースが付属する。
国内では80台の数量限定販売となり、2月24日よりフジヤエービック Part3や直営店「final STORE」、直販サイト「final公式サイト」で予約受付を開始する。発売は4月7日の予定。価格はオープンプライスで、店頭価格は59万8,000円前後を見込む。
約7,980円のag重低音TWS「BASS2」初披露
完全ワイヤレスイヤホンでは、2月17日に発売されるagブランドの新製品「BASS2」が初出展されており、こちらも試聴コーナーは順番待ちができるほどの人気となっていた。
「BASS2」はその名の通り、重低音を強化した製品。深く沈み込むような、量感のある重低音を楽しめる。ノイズキャンセリング(NC)機能も備えているが、音質を最優先しているため、一般的なNCよりは消音効果がおだやかなものになっているようだ。
イヤホンの形状は、agシリーズらしい丸みを帯びたコロンとしたフォルムで、耳にしっかりフィットするようになっている。充電ケースを開けると自動的にペアリングを開始するオートペアリング機能や、片方だけでも使える片耳モードも搭載する。
カラーはブラック(マット塗装)のみで、店頭価格は7,980円前後を見込んでいる。手ごろな価格帯のイヤホンなので、ロックやポップス、ダンスミュージックなどが好きな人にぜひ試してもらいたい。
“純銀線のイメージ覆す”39.8万円のイヤホンケーブル登場
finalが取り扱うシンガポールのオーディオブランド・DITAからは、純銀導体のイヤホンケーブル「Celeste」(セレステ)が初披露された。こちらは世界250本限定で、価格は39万8,000円。イヤホンケーブルとしてはかなり高級な部類だが、同社によれば「これまでの純銀線への概念を覆す超ド級イヤホンケーブル」とのこと。
導体に純銀を使い、「ハイスピードで透明感と広がりのあるサウンドで、かつ滑らかな音の深みが楽しめる」というケーブル。イヤホン側の端子はユニバーサル2ピンとMMCXの2種類から選べる。プレーヤー側の端子は、3.5mm/2.5mm/4.4mmプラグに交換可能な「Awesome Plug2」を採用している。
DITAのブランド10周年を記念したフラッグシップイヤホン「PERPETUA」(実売約42万8,000円)と組み合わせるのはもちろん、手持ちのイヤホンと組み合わせて音質の変化を楽しむのもいいだろう。
ここでは、限定生産の最上位ヘッドホン「D8000 Pro Limited Edition」や、重低音を強化した完全ワイヤレス(TWS)イヤホン「BASS2」などを展示していたfinalブースの模様を紹介する。
ブースで長蛇の列ができていたのは、final製フラッグシップヘッドホン「D8000 Pro Edition」の限定モデル「D8000 Pro Limited Edition」を試聴できるコーナー。現行のD8000シリーズ各モデルもあわせて展示されていて聴き比べも可能だったため、じっくり時間をかけて試聴する人が多かったようだ。
「D8000 Pro Limited Edition」は、平面磁界型ヘッドホン「D8000 Pro Edition」をベースに、和紙を使った特殊生地による新開発イヤーパッドを新たに採用。限定カラーとなるマットブラック＆ゴールドの外装は、渋みのあるシックな印象となっている。それ以外の仕様はD8000 Pro Editionと同じだが、同社によれば「イヤーパッドの素材が異なる分、音の抜けなどが多少変わってくるため、若干の音質の違いはある」とのこと。
新開発の和紙を使ったイヤーパッドはサラッとした肌触りで通気性にも優れ、長時間装着していてもムレにくくなっているそう。現行のD8000 Pro Editionは、スエード素材のなめらかな肌触りのイヤーパッドが採用されており、パッドの感触の好みで選ぶのもアリかもしれない。ちなみにイヤーパッドは交換可能で、純正の交換パッドも販売されている。
試聴してみたところ、開放型らしい広がりのある空間と、平面磁界型ドライバーらしいキレのある中高域に特徴があると感じた。D8000に比べると低音はやや控えめになっているそうだが、ポップスなどのジャンルを聴いた場合は逆に低音が過多にならず、ちょうどいいバランスになるようにチューニングされている。ポップス・ロック系の音楽をハイクオリティなサウンドで楽しみたいという人に最適なヘッドホンといえるだろう。
4.4mmバランス端子のOFCブラックケーブル(1.5m)と、XLR端子のOFCシルバーコートケーブル(3m)の2種類のケーブルが同梱されるが、それらをヘッドホンと一緒に収納できるプロテクトケースが付属する。
国内では80台の数量限定販売となり、2月24日よりフジヤエービック Part3や直営店「final STORE」、直販サイト「final公式サイト」で予約受付を開始する。発売は4月7日の予定。価格はオープンプライスで、店頭価格は59万8,000円前後を見込む。
約7,980円のag重低音TWS「BASS2」初披露
完全ワイヤレスイヤホンでは、2月17日に発売されるagブランドの新製品「BASS2」が初出展されており、こちらも試聴コーナーは順番待ちができるほどの人気となっていた。
「BASS2」はその名の通り、重低音を強化した製品。深く沈み込むような、量感のある重低音を楽しめる。ノイズキャンセリング(NC)機能も備えているが、音質を最優先しているため、一般的なNCよりは消音効果がおだやかなものになっているようだ。
イヤホンの形状は、agシリーズらしい丸みを帯びたコロンとしたフォルムで、耳にしっかりフィットするようになっている。充電ケースを開けると自動的にペアリングを開始するオートペアリング機能や、片方だけでも使える片耳モードも搭載する。
カラーはブラック(マット塗装)のみで、店頭価格は7,980円前後を見込んでいる。手ごろな価格帯のイヤホンなので、ロックやポップス、ダンスミュージックなどが好きな人にぜひ試してもらいたい。
“純銀線のイメージ覆す”39.8万円のイヤホンケーブル登場
finalが取り扱うシンガポールのオーディオブランド・DITAからは、純銀導体のイヤホンケーブル「Celeste」(セレステ)が初披露された。こちらは世界250本限定で、価格は39万8,000円。イヤホンケーブルとしてはかなり高級な部類だが、同社によれば「これまでの純銀線への概念を覆す超ド級イヤホンケーブル」とのこと。
導体に純銀を使い、「ハイスピードで透明感と広がりのあるサウンドで、かつ滑らかな音の深みが楽しめる」というケーブル。イヤホン側の端子はユニバーサル2ピンとMMCXの2種類から選べる。プレーヤー側の端子は、3.5mm/2.5mm/4.4mmプラグに交換可能な「Awesome Plug2」を採用している。
DITAのブランド10周年を記念したフラッグシップイヤホン「PERPETUA」(実売約42万8,000円)と組み合わせるのはもちろん、手持ちのイヤホンと組み合わせて音質の変化を楽しむのもいいだろう。
