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 1.FSVマインツ05は今冬の移籍市場閉幕1週間前となったところで、ルドヴィク・アジョルクを獲得したことを発表した。身長197cmとその大柄な体格が非常に印象的なストライカーは、フランス1部レーシング・ストラスブールから加入。今季はまだリーグ戦13試合で1得点のみにとどまっているものの、これまで通算では200試合に出場して46得点、20アシストを記録した実績の持ち主だ。なお契約に関する詳細は、両クラブの取り決めにより明かされてはいない。

 アジョルクのこのようなクオリティに大いに期待をこめ、2026年までの契約を締結したマインツのハイデル取締役は、「まさに監督の求める選手像にマッチしており、何週間も前から獲得を模索していた」と明かしながら、「合意までには随分と時間を要し密な交渉の末に導き出された結果だ。それゆえフェアな信頼のおける交渉に臨んでくれたストラスブール首脳陣の皆さんに心から感謝するとともに、最終的にルドヴィクを迎え入れられたことを嬉しく思っているよ」と述べている。

 一方のスウェンソン監督は「彼は決して短期的な解決策でもなければ、ただ補足的に獲得したというわけでもない」としながら、「彼はチームに好影響を与えてくれる選手。その体格、フィジカルによるパワフルさ、そして空中戦での強さとPA内における危険性をもたらしてくれ、さらに守備面にも積極的に取り組んでいく選手だよ。これらの特徴を存分に活かしてくれることを期待している」とコメント。選手自身は「このクラブの一員となれてとても幸せだし、マインツのプレースタイルや価値観は僕に完璧にマッチしていると思う。それに(元同僚だった)友人のカシの関係からマインツをチェックしていた」と語った。

Herzlich Willkommen bei Mainz 05, Ludovic Ajorque! pic.twitter.com/CcBzggCqeU

- 1. FSV Mainz 05 (@1FSVMainz05) January 24, 2023