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 現在VfBシュトゥットガルトからオーストリア1部SCRアルタッハにレンタル移籍中のアレクシス・ティビディについて、kickerが得た情報によるとESトロワが獲得を目指している模様。他クラブも興味を示しているようだが、すでにクラブ間交渉にも入っている。なお19才の売却金額は200〜300万ユーロと目されているところ。これは現在資金繰りに苦しむシュトゥットガルトにとって、ヴォルフスブルクからジョシュア・ギラボギを獲得するための資金として転用することが可能となるものだが、ただしそのためにはまずアルタッハと解消で合意に至らなくてはならない。

 これまでティビディは元ドイツ代表ミロスラフ・クローゼ監督率いる同クラブにて、オーストリア1部16試合に出場し5得点1アシストをマーク。そんな左ウィングを得意とするフランス人選手の活躍に、現在フランス1部14位に位置するトロワが関心を示したようで、ちなみにシュトゥットガルトは2021年夏にFCトゥールーズから、契約満了に伴う退団で移籍金を支払わず同選手を獲得していた。ちなみにマタラッツォ監督の下ではトップチームで13試合に出場(うち11試合は途中から)となっていたが、そのサッカーに対する姿勢が問題視され、そこで首脳陣はオーストリアに武者修行へと出すことを決断したという背景がある。