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 リーグ・アンにて残留争いを展開中のスタッド・ブレストにおいて、6試合に出場しうち3試合が途中からとなるなど、バックアップに甘んじているイェレ・ウロネンではあるのだが、それでもFCシャルケ04は28歳の左サイドバックに希望を見出しているようだ。ただたまたまブレストとの相性が悪かっただけなのかもしれない。

 ウロネンはかつてベルギー1部KRCヘンクにて2016年から2021年までプレーし、欧州の舞台も経験しているフィンランド代表には、シャルケのチームプランナーであるアンドレ・ヘケルマン氏も以前より注目していた経緯がある。

 以前よりウロネン自身とは合意していたシャルケは、最終的にブレストとも合意に至り、金曜日にはキャンプ地べレクに到着予定。そこでクリアとなった場合kickerが得た情報によると、シャルケは買取オプションつきのレンタルで迎え入れることになるようだ。

 その一方でジャスティン ヘーケレンは合宿地を後にすることに。木曜の練習試合ではフィールドプレーヤーとしてヘルプに入っていたGKは、そこでクリアを試みた際に右膝を捻っており、ドイツに戻って精密検査を受けるとのこと。なお十字靱帯断裂の恐れもあるようだ。

元シャルカー、フクスが現役引退

 かつてシャルケの左SBとしてプレーし、プレミアリーグではレスター・シティにて劇的な優勝も果たした元オーストリア代表、クリスチャン・フクスが現役生活にピリオドを打った。2008年にボーフムでドイツでのキャリアをスタートさせ、2年後にマインツへと移籍。

 そのクロスとセットプレーを武器にシャルケに渡ると、活躍の場をチャンピオンズリーグにまで広げていた。その後プレミアでのキャリアを経て、2021年よりMLSシャーロットへと加入。このたび36歳でスパイクを脱ぐ決断を下している。

19 years. A true leader.

Congrats on an incredible career, @FuchsOfficial. Thank you for everything pic.twitter.com/Exd2QM5Udh

- Charlotte FC (@CharlotteFC) January 5, 2023