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 既報通りFCアウグスブルクではフロリアン・ニーダーレヒナーが、今季いっぱいでヘルタ・ベルリンへと移籍することが明らかとなった。火曜日にクラブ側から発表されたところによれば、32歳のベテランストライカーは新天地と2025年までの契約を締結。契約満了のため移籍金は発生しない。

 「獲得でき嬉しく思う。その決定力、メンタリティ、フィジカルでの強さを兼ね備えた経験豊富なアタッカーであり、ここのところブンデスの舞台で幾度となくその力を発揮してきた選手だ」と、フレディ・ボビッチ競技部門取締役は評価。2019年よりフライブルクから加入して以降、ニーダーレヒナーは107試合に出場して30得点。今季は15試合に出場して4得点を記録している。

アウグスブルク、若手エンゲルスを獲得

 一方でアウグスブルクは今冬にクラブ・ブルージュから、アルネ・エンゲルスを獲得したことを発表した。19歳のMFは早速冬季キャンプへと参加。UEFAユースリーグなどでも活躍を見せていた185cmの若武者とは、2027年までの契約にサインしている。ロイターSDは「攻守にわたり対人戦で力をもったMFだ」と評価。「とても向上心をもち常に成長を目指す選手。意図的にステップアップのためアウグスブルクを選択したよ。そのための時間は十分に与えていくし、ブンデスリーガへと導いていきたい。その力には十分確信をもっている」

 一方のエンゲルスも「成長のために最適な条件」があると述べており、「スペインでの冬季合宿に帯同できることは、早くチームに馴染んでプレーのシステムを理解していくのにとても好都合だよ」とも語っている。ちなみにエンゲルスが主戦場とする右ウィングでは、現在アンドレ・ハーンが負傷離脱のためにクラブ内にはまだ、これといっためぼしいオプションを見出せていない状況だ。