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 森保一氏が日本代表監督としての契約を更新したことが明らかとなった。54歳の日本人指揮官は、ワールドカップを経て契約を延長したはじめての指揮官となっており、実際に2026年までの更新に向けて十分説得力のある成果を残したともいえるだろう。サムライブルーは最終的に優勝候補ブラジルを破り3位となったクロアチア代表にPKで敗退、惜しくも同国初となる8強入りを逃しており、またグループリーグではドイツ、スペイン、コスタリアといういわゆる『死の組』で首位突破を果たしていたのだ。

 帰国後、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「日本サッカーの国際的地位を高めた」との功績を大きく讃えており、2026年に北中米で控える次回ワールドカップん向けて元日本代表(35試合)との契約延長は何ら驚きではない。「国際舞台での活躍の場がある、日本人として誇らしく思える職務。だからこそ、日本サッカー協会からのオファーを受けた」そう語った森保監督は、改めて「ドイツやスペインから勝利をおさめるなど、選手たちはこれまでになかったものを見せてくれた」と「新た時代の始まり」を予感。ただまずは前回の屈辱を晴らすべく、2023年のアジアカップでの王座奪還が次のタスクだ。

FIFAワールドカップ2026大会を目指すSAMURAI BLUEの監督として森保一氏と契約することに合意しましたのでお知らせします。

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- サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) December 28, 2022