定位置停止装置も導入します。

車掌の業務軽減にも寄与


JR東海の新型車両315系電車(2021年12月、乗りものニュース編集部撮影)。

 JR東海は2025年、名古屋駅の中央本線ホームに可動柵を設置。稼働開始時期は、7番線が4月、8番線が12月を予定しています。

 可動柵は一般的な腰高式を採用。開閉システムにQRコード方式を用いることで、車掌が閉扉操作をしなくて済みます。また、設置までに7・8番線を発着する車両を新型315系電車8両編成に統一。定位置停止装置を導入するほか、開口幅は2.3mと狭いタイプを採用します。

 JR東海によると、設備投資額は約14億円ということです。