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 ドイツサッカー連盟は木曜日にブンデスリーガのクラブに対する罰金処分を命じる判断を下した。1.FCウニオン・ベルリンについてはスポーツマンシップに反する2件の行為により4万ユーロの罰金が科され、そのうち最大1万3300ユーロを対策インフラに投資することが可能。8月はじめに行われたヘルタとのドイツ首都決戦で、ハーフタイム中と終了後にウニオンファンから「少なくとも37基の発火装置が使用された」という。また試合後にはピッチ内への侵入も見られた。

 さらに同じくブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに対しても、8月はじめに行われたドイツ杯初戦マグデブルク戦にて、フランクフルトのファンブロックから少なくとも、30基のベンガル式発炎筒が焚かれており、さらにピッチ内にも火器類が12基ほど投下されて「2分間の遅延」が発生。加えて相手ファンブロックにベンガル式発炎筒が投げ込まれるなどを受け、合計8万7500ユーロの罰金が命じられた。そのうち最大2万9200ユーロを対策インフラに投資することが可能。

 またブンデスリーガのVfLボーフムに対しては9月はじめに行われたシャルケとのリーグ戦において、ボーフムのファンが63基のベンガル式発炎筒を使用したことにより、合計6万3000ユーロの罰金が命じられた。そのうち最大2万1000ユーロを対策インフラに投資することが可能。なおブンデス2部ハノーファーでもマグデブルクとのリーグ戦でベンガル式発炎筒56基、爆竹2基、発炎筒1基が使用されたことにより「1分間の遅延」が発生。合計5万4140ユーロの罰金が命じられ、そのうち最大1万8000ユーロを対策インフラに投資することが可能となっている。