コストコの牛肉「イチボ」で最高のローストビーフ丼を作る方法
コストコで販売されている『アメリカ産チョイスビーフ イチボかたまり』はご存じでしょうか。
牛のお尻の部位「イチボ」のかたまりを真空パックしたチルド品です。濃厚なうまみを楽しめる赤身肉で、ローストビーフにうってつけ。ホムパ用に仕込んでおくと、場が盛り上がりますよ。ご飯にのせてローストビーフ丼にすると最高です。
『アメリカ産チョイスビーフ イチボかたまり』の価格は?
こちらがコストコの精肉コーナーで販売されている『アメリカ産チョイスビーフ イチボかたまり(US BEEF COULOTTE/RUMP CAP※)』(品番:98219)。真空パックされたチルド品で、お値段は100gあたり298円(税込)です。購入したものは1.23kgで、3,665円(税込)でした。
イチボ(ランプキャップ/クーレット)は、牛のお尻の上側にあたる部位ですね。ブラジル料理のシュラスコでは、ピカーニャと呼ばれています。アメリカ農務省(USDA)の格付けにおける「チョイス」グレード(4段階の上から2番め)の牛肉となっています。
※USA チョイス ビーフ イチボパック
開封してみると、けっこうドリップが出ていました。キッチンペーパーで水分を拭き取ると、上の写真のような感じに。赤身メインのお肉なんですが、片面はけっこう厚めの脂身がついていますよ。
ローストビーフの作り方〜下処理
今回は低温調理器を使って、ローストビーフを作りました。まず、そのままだと大きすぎるので、半分にカット。また、脂身(触って硬い部分など)をトリミングします。ただし、脂肪を完全に取り除くとパサパサになってしまうので、ある程度は残しておくとよいでしょう。
トリミングした脂身だけで254gほどありました。牛脂として別の料理に活用するのもアリ。
お肉の表面に塩コショウを振って軽くすり込みます。
ローストビーフの作り方〜低温調理
『フードセーバー』を使って、真空パックにします。機器がない場合は、お肉を耐熱性のある袋に入れ、水につけながら空気を抜いて封をします。水が中に入らないように気をつけてください。
低温調理器を使って、じっくり加熱していきます。寸胴鍋にパックしたお肉とぬるま湯を入れ、真空調理器をスタート。今回は58℃、4時間40分に設定しました。以前はコストコでも『フェリオ スーヴィードクッキング』が売られていましたが、最近は見かけないんですよね…。
真空調理器がない場合は、シャトルシェフやヨーグルトメーカーなどの保温調理器を使うのもアリ。どの方法でも、温度管理はしっかりやりましょう(BONIQ「低温調理 加熱時間基準表」を参照のこと)。
加熱が終わったら取り出し、30分休ませます。その後、フライパンにオリーブオイルをひき、中火以上でお肉の表面をまんべんなく焼き付ければできあがり。
かたまり肉が中まで均等なピンク色に仕上がる
フライパンで焼き付けた表面だけが焦げ目がついた茶色に。そのすぐ内側は、中心部まで均等なピンク色に仕上がっています。わりとミディアム寄りの火の入り具合ですかね。
肉汁を活用したグレービーソースをかけていただきます! 柔らかな歯ごたえで、しっとりとした舌触り。かつおのたたきみたいな食感ですが、味はしっかりと牛肉。というか、うまみがしっかり閉じ込められていて、濃厚な味わいを楽しめますよ。
最初に振りかけた塩コショウも、ほんのり味が入っている程度で、しょっぱくなったりはしていません。お肉の風味をじっくり堪能できますよ。
ローストビーフ丼がゴージャスの極み
スライスした牛肉をご飯にのせれば、なんともゴージャスなローストビーフ丼ができあがります。お肉にわさび(今回は刻み茎わさび)のアクセントが好相性! そして、グレービーソースがお米に絡んだ味わいもグッドです。とにかく牛肉をたんまり食べた満足感がハンパないですね〜。
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ローストビーフを作る予定があるなら、『アメリカ産チョイスビーフ イチボかたまり』はオススメです。赤身の濃厚なうまみをたっぷりと堪能できますよ!