業務スーパーで販売されている『豚バラネット巻き チャーシュー用』をご存じでしょうか。

タコ糸のネットで縛られた冷凍豚バラ肉です。チャーシューや煮豚を作るとき、形を整えておくための処理ですね。クオリティは特に問題ないので、お好きな厚さでがっつり系のチャーシューを作りたいときにおすすめですよ。

大阪プロセスセンター|豚バラネット巻き チャーシュー用|861円

業務スーパーでは861円(税込、税抜798円)で販売中。冷凍されたネット入り豚バラブロックが1本入って、内容量は700g。カロリーなどの栄養成分表示は未記載。原産国はブラジル、輸入・加工者は大阪プロセスセンター。

コスパ(単価)は100gあたり約123円。ちなみにデンマーク産で2本入った『チャーシュー用ネット入り豚肉』(900g・926円・約103円/100g)という商品もラインナップされています。置いてある商品は地域や店舗で異なるらしく、本品は関西地域の業スーでよく見かける印象です。

『豚バラネット巻き』の調理方法は?

調理方法はパッケージに記載されていないので、簡単な調理例をご紹介します。

本品を冷蔵庫に一晩(12〜16時間程度)置いて解凍したら、熱湯で30〜40分ほど茹でてアク抜き。醤油、みりん、酒、生姜などを適量あわせて煮込みタレを作り、鍋に沸騰させたら茹でた本品を投入して落し蓋をかぶせます。再沸騰したら弱火で30分〜1時間ほど煮込みましょう。タレに浸けたまま粗熱を取ったら、そのまま冷蔵庫に移して一晩〜二晩ほど冷やせば完成です。

めんつゆで手軽にタレを作ったり圧力鍋で時短したりと、調理方法は様々。大ぶりなので中心まで火が通るよう注意しつつ、お好みのレシピで試してみてください。

『豚バラネット巻き』はどんな味?

一晩置いて軽めに味をつけるとこんな感じ。個体差はありそうですけど、脂身がやや多め。赤身とのバランスは若干悪い印象ながら、全体の肉質は引き締まった食感です。トロトロに柔らかすぎない口当たりで、そこまで胃に重い感じもなく食べやすい品質ですね。

ラーメンのトッピングにしたり、ご飯にのせてチャーシュー丼にしたりと、食べ方も色々。ご家庭で豚バラブロックを縛るのは大変ですし、がっつり煮豚を作りたいときには悪くない食材ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

ブラジル産豚バラ肉ブロックをネットで縛った冷凍食肉極太サイズなので火を通すのが手間だけど、煮豚を綺麗に仕上げられる硬すぎず柔らかすぎない食感で、臭みなどもなく食べやすいクオリティ『チャーシュー用ネット入り豚肉』(900g・926円)とはサイズ・本数・産地などが異なるけど、味は大差ないので見かけたほうをチョイスすればOK