日常生活を送る中で、「周りに比べてなんで自分はこんなにダメなんだろう……」と劣等感を感じることもあるでしょう。劣等感を全く感じたことない人の方が稀だと思いますが、強すぎる劣等感は辛いと感じることも多く、恋愛も思うように楽しめなくなってしまいます。

そこで、今回は劣等感が強い人の特徴と原因について解説していきます。人と比べずに恋愛を楽しむコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

劣等感が強い人の特徴と原因とは?

劣等感が強くなってしまった原因とは何なのでしょうか。劣等感が強い人によく見られる特徴から読み解いていきましょう。


他人と比較するのがクセになっている

劣等感とは他人と自分を比較することによって起こる感情です。「あの人は綺麗で羨ましい」「あの人は有名大学出身ですごいな」など、一見相手の良いところだけを見ているようで、実は自分と比べています。

劣等感の強いタイプは、特に自分がコンプレックスを感じている部分を比べてしまうため、「あの人に比べて自分は……」と落ち込み劣等感を感じてしまいやすいです。


自分の短所ばかり意識してしまう

劣等感の強い人は、自分の悪いところばかりを意識してしまうのも特徴の1つです。例えば、恋人と上手くいかないのは「自分のこんなところがダメだから」と、悪い方向に考えてしまいがちです。

恋愛において、すべての責任がどちらか一方にあることはありません。しかし、自己肯定感が低いがゆえに自分の短所ばかりに目が向いてしまい、ネガティブに考えてしまうのです。


子どもの頃に親や先生から認めてもらえなかった

子どもの頃、親や先生から正当な評価をしてもらえなかったという経験が、今の劣等感の原因となっている人も多いです。例えば、他の子と比べて「どうしてあなたはできないの?」と言われたり、頑張っていることを認めてもらえなかったりしたなどです。

こうした経験から自分への評価が異常に低くなってしまい、「どうせ私なんて……」と劣等感が強くなるのです。


理想が高い

「こんなふうになりたい」「こうあるべき」といった理想が高く、完璧主義な人ほど劣等感も強くなりやすいです。やるなら完璧に仕上げないと気が済まないため、途中で妥協することができません。

しかし、なかなかうまくいかない時、理想を実現できない自分の至らなさを感じてしまい、「だから私はダメなんだ……」と落ち込むことになります。


周囲に批判的

劣等感の強い人は、「誰もわかってくれない」「褒めてくれない」「自分を正当に評価してくれない」と考え、周囲に対して批判的になりやすいです。

自分が努力しているかどうかを棚に上げて、上手くいかないのはすべて周囲のせいだと考えてしまうため、人間関係がうまくいかないこともあります。


人と比べずに恋愛を楽しむにはどうすれば良い?

せっかく恋愛をするのなら、周りと比べずに思いきり楽しみたいですよね。ここでは、人と比べずに恋愛を楽しむコツをご紹介します!


優劣をつけない

恋愛を純粋楽しみたいなら、まずは誰かと自分を比較するのはやめましょう。他の人の良い部分が目についてしまうこともあるかもしれません。

しかし、周りをよく見てみると同じ人はおらず、誰もが違うことに気付くはずです。一人ひとりに個性があるからこそ、あなたにもチャンスが巡ってくるのです。

誰かと比べ優劣をつけたところで生まれるものはありません。それよりも、自分の個性を活かすにはどうすれば良いのか考えた方がよほど有意義です。


劣等感を受け入れる

あなたが劣等感を感じているように、他の人も大なり小なり劣等感を感じているものです。中には、あなたのことを羨ましいと感じている人もいるでしょう。

しかし、誰もがわざわざ口にすることもないため知らないだけなのです。劣等感を持つのは当たり前のこと、多くの人が感じているということを受け入れることで、自分のことも認められるようになるはずです。


劣等感の原因を知る

どうしても自分を認められず自信を持てない時は、自分の想いを紙に書き出してみましょう。書き出す想いは文章でなくても構いません。単語でも良いので気持ちを書き出すことで、自分でも気づかなかった劣等感の原因に気付けるかもしれません。

そして劣等感の原因がわかったら、自分に自信が持てるようにどんどん行動してみましょう。何をしたら良いかわからない時は、新しい習い事もおすすめですよ。

新しい環境には、新しい出会いが付きものです。もしかしたら運命の相手と出会えるかもしれません。


おわりに

どうしても周りと自分を比べて落ち込んでしまうことってありますよね。しかし、強すぎる劣等感は自分だけでなく周りとの関係に悪影響を与える場合があります。

強すぎる劣等感に悩んでいる人は、自分の劣等感の原因を知り、上手く付き合う方法を見つけましょう。

例え劣等感をなくすことはできなくても、認めてあげることができれば恋愛をもっと楽しめるようになるはずです!