コストコの超定番チョコ『リンツ リンドール ゴールドアソート』は値上げになってもお買い得なの?
コストコの超定番チョコレート『リンツ リンドール ゴールドアソート』。
スイスの老舗ブランドの旨みチョコが4種フレーバー48個入りのお得ボックスです。ただ最近、値上げが続いて、だいぶお得感がなくなっているような……? というわけで、そんへんを改めてチェックしてみました。
徐々に値上げされている『リンツ リンドール ゴールドアソート』
コストコユーザーにはおなじみの『リンツ リンドール ゴールドアソート』(品番 593410)。スイスの老舗チョコメーカー、リンツ(LINDT & SPRÜNGLI)のチョコ「リンドール(LINDOR)」の詰め合わせパックですね。
お買い得感のあるアソート品としてリピ買いしていた人も多いと思いますが、このところの値上げでだいぶ印象が変わったのではないでしょうか。今年2月時点で1,798円だったものが、現在は2,198円(税込)ですし。
それでもまだお買い得なのかな? 『リンツ リンドール』はコストコ以外でも購入できる商品です。改めてコストコ版のコスパをチェックしてみました。
コストコ仕様『ゴールドアソート』は何個入り?
『リンツ リンドール ゴールドアソート』の内容量は600g。個包装のチョコが48個入りです。フレーバーの種類と内訳は以下のとおり。
ミルク …… 12個ヘーゼルナッツ …… 12個ホワイト …… 12個ダーク …… 12個ときどき個数は前後することがあるのですが(47個だったりも!)、基本的にはフレーバー4種・各12個・計48個と考えてよいでしょう。
『リンツ リンドール』はリッチな旨みが特徴です。厚いチョコシェルで、とろりと口溶け上々なガナッシュが包み込まれています。ひとくち頬張るたび、ミルクやヘーゼルナッツなどのフレーバーがふわ〜んと広がるんですよねぇ。
『リンツ リンドール ゴールドアソート』のコスパは?
というわけで、『リンツ リンドール ゴールドアソート』のお買い得度をチェックしてみましょう。
一般のスーパーやディスカウントショップで見かける「リンドール ミルク」(六甲バターが輸入する5個パック)の販売価格を対象に1個あたりのコスパを比較してみました。比較対象がアソート品ではないため、あくまでも一例とはなりますが、ご参考ていどにどうぞ。
コストコで購入(22年11月) …… 1個あたり約46円コストコで購入(22年2月) …… 1個あたり約38円某ディスカウント店で購入 …… 1個あたり99円コストコで購入するのが圧倒的にお得ですね。スーパーや直販サイトの販売価格と比べて、ほぼ半額となっています。コストコでさらに安く買えた時期と比較すると2割強の値上げですが、それでもご近所スーパーと比べれば、めっちゃお買い得ですよ。
スイス製造とイタリア製造の違いは?
さて、コストコ版『リンツ リンドール』については「値上げになっても、やっぱりお買い得!」という結論が出たわけですが、それでも気になる点があるので触れておきましょう。原産国の違いです。
コストコ版はイタリア製造なんですけど(ずっと昔はアメリカ製造)、スーパーなどで見かけるものは、リンツのお膝元であるスイス製造だったりするんですよね。なんとなくスイス製造のほうがおいしそう。でも、両者を食べ比べても “決定的な差” があるわけではないんです。
強いて違いを挙げると、たとえば「ミルク」の場合、スイス製造(写真内左)のほうが香料感が薄い印象があります。スイス製造版はチョコシェルとガナッシュの甘みの境界が緩やかで、ナチュラルにフレーバーが溶け広がる感じがあるんです。ガナッシュのなめらかさの違いでもあるかも?
とはいえ、総じて見れば違いは微差でしょう(ほんのわずかな好みの差)。コストコ版を選んでもまったく問題はないですよ。