業務スーパーで販売されている『肉味噌』をご存じでしょうか。

米味噌と豚ひき肉を合わせた惣菜です。ストレートに濃厚な旨みと、青唐辛子などを使用した爽やかな辛味の強さが特徴的。ご飯や麺類と好相性な常備菜ですね。以前紹介してから時間が経ったので、あらためて使い勝手をチェックしてみました。

業務スーパー|肉味噌|297円

業務スーパーにて297円(税込、税抜275円)で販売中。内容量は400g、カロリーは100gあたり217kcal(炭水化物 31.0g、食塩相当量 6.3g)。販売は神戸物産、製造はマスゼン(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

以前紹介した際の商品と比較して、価格やボリュームには変化ありません。製造会社がほくと食品(宮城製粉に吸収合併して消滅)からマスゼンに変わった以外は、原材料も微調整程度。カロリーは微増しています(100gあたり216kcalから217kcalに)。

『肉味噌』はどんな味? 食べ方は?

ご飯にのせたり、野菜や麺類に絡めたり、炒め料理の味付けに加えたりと、そのまま使える冷蔵惣菜です。以前と変わらずパッケージが袋タイプなので、少量ずつ使う際に取り出しづらいのがネック。気になる場合は別途瓶などの保存容器を用意して、中身を移してしまうのがおすすめです。

米味噌をベースに青唐辛子の酢漬けやラージャン(辛味噌)で味を付け、豚カシラニクを具材にしたもの。味噌のこってりした甘みと青唐辛子の爽やかな辛味が特に際立った、かなり直球に甘じょっぱい味わいです。

辛味噌の舌にピリピリくる刺激感に、豚肉の旨みとにんにくのパンチをプラス。味の各要素がそれぞれに激しく主張する、まとまりは悪いけどインパクトのある濃厚テイストです。他のそぼろ惣菜よりも好みを選ぶ味ながら、少量でもガツンと白米がはかどるクオリティですね。

ナスやオクラなどのさっぱり系の具材を加えると、ご飯のおかずにも、汁なしうどんのトッピングにもぴったりのおいしさに仕上がります。逆に言えば、そのままだと若干クセのあるハードな甘辛惣菜。軽くアレンジすることも考慮したうえでチョイスしてみてください。

特徴をまとめると以下のようになります。

粗く挽いた豚カシラニクと辛味噌を合わせた冷蔵惣菜豚肉の旨み、味噌の甘み、青唐辛子の辛みがそれぞれ強い濃厚テイスト目立った変更点はなく、野菜と麺類の味付けや白米おかずに安定して使える使いやすさを重視するなら『鶏そぼろ 甘辛しょうゆ味』(160g・138円)などもおすすめ