ハイセンスジャパンは10月31日、狭い設置スペースに収まりやすいコンパクト設計の全自動洗濯機2機種を発表した。11月中旬に発売する。価格はいずれもオープンで、ラインナップと想定売価は6kg容量の「HW-T60H」が39,800円前後、5.5kg容量の「HW-T55H」が34,800円前後。





HW-T60H(左)とHW-T55H(右)。サイズは2機種とも同じ

高い洗浄力と豊富な洗濯コースを用意した、500mm幅のコンパクトな全自動洗濯機。洗浄では水を滝のように落下させるタテ水流と、洗濯槽の回転によるヨコ水流を組み合わせた立体シャワー水流を搭載し、衣類を洗い上げる。また、独自設計のパルセーター(回転翼)が渦巻きのような水流を起こし、衣類を舞い上げて洗い絡まりを抑えるという。

洗濯コースは、衣類の種類や汚れの程度に応じて標準/つけおき/おいそぎ/念入り/自分流/毛布/ドライ/槽洗浄の8コースを用意。自分流コースはユーザーが好みの洗い時間・すすぎ回数・脱水時間を設定できるコースだ。このほか、洗濯終了時間を1時間単位、最大24時間で予約できる機能も備える。

洗濯槽は、独自の凹凸形状が施されたステンレス槽を採用。槽洗浄と槽乾燥機能を備え、洗濯槽のカビ予防や汚れ落としも行える。洗濯槽上部には洗剤と水をまぜ泡状にして投入できる洗剤投入ケースを搭載した。洗剤の自動投入機能はない。HW-T60HおよびHW-T55Hの本体サイズと重さは共通で、W540×D540×H880mmと29kg。

洗濯終了までの残時間や、予約タイマー時間がわかるデジタル表示付きの操作パネル

タテ水流とヨコ水流を組み合わせた「立体シャワー水流」