@AUTOCAR

写真拡大 (全4枚)

今年は体験型プログラムが充実

1948年の製造開始以来、常に世界中のクロスカントリーモデルのアイコンの1つであり続けている、ランドローバー・ディフェンダー。

【画像】体験型イベントが充実【イベントの様子】 全18枚

そのディフェンダーのオーナー&ファンのためのイベント「DEFENDER DAY 2022 in HAKUBA」が、10月22日〜23日の2日間にわたって、ディエイブル白馬五竜IIMORIを会場に今年も開催された。


30°以上のバンクを走行体験できるプログラム    近藤浩之

「ディフェンダーのコミュニティを作り、ディフェンダーのライフスタイルをお客さんに伝えるイベントにしたいと思っています」

「今年からはワークショップやアウトドアなど体験型のイベントを増やしてディフェンダーの世界観を体験してもらうとともに、新旧オーナーの交流なども含めディフェンダーのファンをさらに増やしていけたらと思っています」

とは、このイベントに対するジャガー・ランドローバー・ジャパン・マーケティング広報部ディレクターのマシュー・スリース氏のコメント。

そのコメントとおり、会場には1949年式シリーズ1が展示され、アウトドアギアブランド 「FLAMES」による焚き火教室 、 家具職人の和田大氏による折り畳み式チェアを製作するワークショップ、ファミリー・初心者向けマウンテンバイク体験、現地ガイドの案内で巡る高山植物園ツアーなどなど体験型プログラムが多数用意され、オーナーはもちろん一緒に来場していたファミリーも楽しんでいたようだ。

ディフェンダーが急坂を駆け上がる

もちろん、リアルクロスカントリーモデルとしてのディフェンダーの魅力を体験できるプログラムも用意。

高さ5m、最大傾斜43°の専用スロープを走行しオールテレインプログレスコントロールなどの機能を実際に体感できるツインテトラポットの同乗走行、30度以上のバンクと、凹凸路を再現したミニテラポッドを組み合わせたミニテラポッド・バンク、インストラクターの運転でハードなダート走行を体験できるオフロードタクシー、隊列を組んでゲレンデを走行するゲレンデドライブなど、参加者は通常の使用ではなかなか体験できないディフェンダーの走破性を体験することができたようだ。


高さ5m、最大傾斜43°のツインテトラポット    近藤浩之

また一般道の試乗会では、ニュー・レンジローバーを用意。

これは事前にアナウンスされていなかったため、このサプライズに喜んでいた参加者も多かったという。

さらに会場ではサイドステップ、ドライブレコーダーを購入した参加者に、会場で工賃無料の取付けをおこなうサービスなど、オーナーフレンドリーなプログラムも用意されていた。

トークショーやコンクールデレガンス

2日間に渡って開催された、「DEFENDER DAY 2022 in HAKUBA」。

それぞれの日には、クラシック、オフロード、カスタムなどをテーマにしたコンクールデレガンスを開催。


参加者はさまざまなプログラムを体験して楽しんだようだ    近藤浩之

ジャガー・ランドローバー・ジャパンでは販売されていなかったクラッシックモデルやサードパーティ製のパーツを装着したディフェンダーも選ばれるなど、冒頭のマシュー氏の「新旧オーナーの交流なども含めディフェンダーのファンをさらに増やしていけたらと思っています」というコメントを体現したものとなっていたようだ。

このほか、1日目にはランドローバーのブランド・アンバサダーを務めるマウンテンバイクライダーの永田隼也選手や元ラグビー日本代表の福岡堅樹氏、自動車ジャーナリストの塩見智氏らによる、トークショーも開催され、それぞれのディフェンダー対する想いが語られた。

来年の2023年は、ディフェンダーが75周年を迎える年。その記念イヤーにどんなカタチでイベントが開催されるのか、今から楽しみだ。