前走の札幌記念を勝利したジャックドール(撮影:高橋正和)

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 今週、天皇賞・秋に出走予定のジャックドール(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)は、12月11日に香港のシャティン競馬場で行われる香港カップ(3歳上・G1・芝2000m)に選出され、招待を受諾した。鞍上は引き続き藤岡佑介騎手が務める。

 管理する藤岡師は「目標にしていたレース。天皇賞の結果にかかわらず向かいます」と出走の意思を明らかにした。

 ジャックドールは父モーリス、母ラヴァリーノ、母の父Unbridled's Songという血統。

 2020年12月にデビューし、3戦目で勝ち上がり。2021年9月に出走した1勝クラスの勝利を皮切りに、その後翌年3月の金鯱賞まで5連勝。初GIとなった大阪杯では5着に敗れたが、前走の札幌記念ではパンサラッサとの逃げ馬対決を制し、重賞2勝目をあげている。通算成績は11戦7勝。